※この文章には、本職の方から見たら噴出モノかも知れません。間違いも沢山あります。あくまで自分なりの貧乏チューンだと思って笑い飛ばしてください。
最近は格安のオーダー系服に拘っております。というか、レーシングドライバーって体型が結構複雑なのです。スリックタイヤを履いた状態でハンドルをひたすら操作します。すると嫌でも胸板は厚くなります。同時にヘルメット・HANS(首を守る物)を付けて横Gに耐えるので、首もどんどん太くなります。一般的な既製服だと、この胸板と首の太さがあるだけでかなりサイズが限られます。
首回りに合わせると大体はLサイズ以上になりますが、そうすると寸胴・袖余りになります。少し猫背気味にもなるので、襟が抜けます(上着の衿周りが首筋に沿わずに宙に浮いている状態)。寸胴体型は日本人のシルエットにありがちなのですが、やっぱりスリムに見せたいというのは欲だと思うわけです。レーシングドライバーって座っているだけだと思いがちですが、ブレーキの踏力ってどの位いると思いますか?F1クラスになると160kg以上いるそうです。レーシングカーだとブースター(ブレーキ倍力装置)がついていますが、それでも60kg以上が必要だと言われています。それをコーナー毎に繰り返すわけです。鈴鹿サーキットだとコーナー数は18なので、乱暴に言えば30周走ると540回も踏むわけです。嫌でも脚には筋肉がついて細くなっていきます。
するとどうでしょう。上半身には筋肉がついて、下半身は細くなる。スーツを着る時の体型的には理想的なVゾーンになります。これを生かさないと勿体無いと思い、レーシングドライバーに合いそうな服の作り方を書いてみようと思いました。
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