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(コンチネンタル) Continental ExtremeContact DWS06 215/45ZR18 タイヤレビュー 結果

  • Car, Review

走りも走った26,745km

自腹です!!

https://nakoruru.jp/continental-extremecontact-dws06-215-45zr18/
(購入直後のレビュー)

2021/01/12 に交換した、Continental ExtremeContact DWS06
2年半使った (47,881km → 74,626km) ので、やっとレビュー結果を出す事ができます。

おさらい。どんなタイヤ?

レビュー的にはこんな感じです(雑)
海外製のオールシーズンタイヤの中では格別の性能。そして何よりこのタイヤ。コンチネンタルという名前がついているにも関わらず、激安なんです!215/45/ZR18、つまり18インチが1本なんと¥11,350 (2023/09/13 現在)!破格も破格です。

ExtremeContact DWS06 はその後、Plus になりました。
ExtremeContact™ DWS06 PLUS

公式でトレッドウェア(耐摩耗指数)が560。タイヤの耐摩耗性といいます。だいたい100で1万km持つといわれています。MICHELIN Pilot Sport 5 ( 参考価格 225/40ZR18 92Y XL ¥19,980 ) はトレッドウェアが300。つまり3万km持つという事です。勿論乗り方にもよりますし車重や条件次第で変わるはずです。

トレッドウェア560に対して、走行距離が26,000kmなので半分程というところです。
さて、実際の所はどうだったのでしょうか?

運転席側



溝自体はまだかなりあります。

下側にDWSの文字があったはずですが、DWは確認できるもののSは消えているのでSNOW(雪)走行は怪しいくらいですね。ただ、Sが消えただけなのでまだまだWET(雨)でも問題無く使えるはずです。



しかし2年で2.6万kmも走行し、高速道路や山や雪山もバリバリと走りましたので、細かなひび割れを確認できます。タイヤの角もだいぶ丸くなっていますね。

1cmほどの筋ができている事からも、まあまあ横Gを掛けて走っていた跡が垣間見えます。(内圧は常に270kPa程度)



溝の残りはまだ4.5mmほどあるので使う人はまだまだ使うでしょうね。ただ、最近は少しロードノイズが大きくなってきたような気がします。ドッドッドッドッ…みたいな音ですね。

最初はホイールバランスのせいかと思いましたが、調整してもらってもホイールバランス自体には問題無いのでタイヤのせいだと思います。ひび割れのせいでしょうか?

助手席側



こちらも順当に減っていますね。特に外側は一部横溝がなくなっている場所もあります。ただ全体的には綺麗に摩耗している上、まだまだ縦溝的には問題無いのではないでしょうか。



運転席側よりも角は使っていないようです。エンジンの搭載位置が若干運転席側なのと、一人で乗る事もかなりあるのでそのせいでしょうか。とは言え、それでも丸くなりつつありますし、こちらもDWSのマークの内、Sは消えているのでSNOW走行性能は確保されていない可能性があります。



スリップサインまで、あと1.5mmという感じです。こちらも多少ひび割れが確認できるので、安全を取るのであれば交換も視野に入れてよいのでは無いかと思います。

ただ、トレッドウェア(耐摩耗指数)の560は伊達じゃなく、溝だけで言えばまだまだ使えると思います。ちなみにリアタイヤはスリップサインまで、あと3mmほどあるのでFFで荷重が掛からないリアタイヤは5万kmでも余裕で耐えるのでは無いでしょうか。

雪山を走る!


2023/2/16、京都へ移動する最中に凄まじい大雪に見舞われました。当時の走行距離は25,000km程。

四日市JCT付近から甲賀土山ICまで通行止めになりました。トランクにはチェーンを積んでいたので安心していましたが、高速道路が通行止めになった以上、下道を移動する以外に手はありません。しかし外は-8℃。そして大雪。どこにアイスバーンがあるか判りません。

そんな中、雪山越えでDWS06の実力を試してみました!

詳しくは動画を見て頂きたいのですが、全く問題無く走行可能です。
当然速度は平均速度以下、いつでも止まれる程度ではありますがそれでも3~40km/hでの走行は可能です。凄いぞ!

総評

結局買いかどうか?
耐久性も問題なく、雪山走行もこのレベルの積雪なら何とか帰ってこれる程度の走行性能。

サイズが合えば買いだと思います!(断言)

前回書いたレビューの話を流用します。

まずコンチネンタルというブランド。聞いたことが無いアジアンタイヤよりもかなり安心感はあるはずです。そして、18インチサイズでありながら1万円ちょいで買えるのはとても魅力です。
ドライ性能だけで言えば本当に5万kmは走れるのではないかと思います。雪山走行は2.5万km程度から厳しくなっていくとは思いますが、それでもスタッドレスタイヤではそんなに走れません。コスパで考えればめちゃくちゃ高いと思います。

ハンドルのダルさは嫌と言えば嫌ですが、その分は乗り心地の良さに反映されています。ロードノイズは走行距離に従って少しずつ大きくなっていきますが、それらを考慮しても評価はプラスだと思います。とは言え、ちゃんと空気圧をチェックしていれば大半の方は気にならないでしょう。少し多めに入れれば固くなりますしね。

ただ、やはり大雪や圧雪路ではオールシーズンタイヤでもかなり厳しいと思うので、常にチェーンを用意しておく事が大事だと思います。本当に過信は禁物なので、「自分の予想より5倍程度は止まらない」という事を肝に命じて、ゆっくりと操作してください。急のつく操作は厳禁、そしてエンジンブレーキを多用して安全にゆっくり走れば数年は余裕で使えると思います。

それでは良きカーライフを!

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