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10系アルファード 初期型 素人の構造変更DIY

  • Car, DIY

ユーザー車検のついでに

当然DIYなので完全自己責任でお願い致します。私は何があっても関知しません。自信が無ければ本物を購入してプロに取り付けを頼むべきだと私は思います。この記事を読んで失敗しても、私は全く責任をとりませんのであしからず。プロへの支払いは安心と保険を買うものだと認識しましょう。

またまたアルファードネタです。

以前にも書いた様に、アルファードはセカンドシートを取り外していましたが、今まではいつでも戻せるように金具類は残していました。それを完全に撤去して、7席から5席に構造変更して車検証に記録してしまおう!と思い立ちました。その為、残っていた座席の固定金具やら何やらを全て外して、完全に戻せなくしてしまいました(笑)

さあ、後戻りはできません。

車検前に整備は必要だろうと思って、ブレーキパッドの交換・オイルや油脂類の交換、下回りチェック、等の12ヶ月点検で行う作業を全て自分で行いました。
しかしこういった構造変更はディーラーでは嫌がられるし、ショップに頼むとかなりの割高…それなら自分でやっちまうか!!!と思い立ちました。

とは言え、いきなりユーザー車検に持ち込むのはちょっと怖かったので、テスター屋さんへ持ち込む所から話はスタートです。今、この車は光が丘に置いてあるので、構造変更する場所は練馬陸運局になります。

WEBからユーザー車検の予約する

ユーザー車検を行うには、自動車検査インターネット予約システム から事前予約をする必要があります。今回の場合、継続車検か構造変更で取るべきか迷いましたが、構造変更で予約する事にしました。(構造変更の場合、一旦通常の車検レーンでチェックされた後、構造変更レーンで色々と手続きされるので)
車検証を元に色々と入力するだけなのでとても簡単です。

そうして全て完了したら予約番号を印刷しておけば準備完了です。
できれば午前中の早い時間の予約をオススメします。検査で落ちても3回までは受けられるので、もし落ちたら近くのショップやテスター屋さんに行けば調整してもらえます。
そのまま、また陸運へ戻って検査を受ければいいので楽ちんです。

まずはテスター屋さんへ

新東都テスター(株)さんへ。

朝8時からやってくれます。自分が一番気になったのは排ガスでした。
この車はそこそこ距離を走っているせいか、エンジンの始動後は若干排ガスが臭っているんですよね。走り出すと大丈夫なんですが。

なので、朝一でテスター屋さんへ持ち込んでチェックしてもらいました。結果は問題無し!
光軸調整もしてもらい、このまま車検場に持ち込んでも大丈夫そうです。
テスター屋で一発合格するとは思っていなかったので、車検予約は翌日に取っていたのですが、WEBサイトでチェックした所、予約変更で即日行けたのでその場で変更しました。

まずは受付

入り口に総合案内の看板がありました。

今回は構造変更なので、順番としては A棟2番 → A棟3番 → C棟 で回れば書類は完成しそうです。ちなみに構造変更の場合は、検査コースの5番で検査された後、もう一度2番のレーンへ行きチェックを受ける必要があります。

車から車検証と自賠責保険証を出して、窓口へ向かいます。途中で第2号様式に記載をしてから2番窓口へ行きます。書き方は例がどこにでもあるので簡単に書けると思います。

2番窓口で処理をしてもらうと、色々な書類をくっつけて渡してくれます。

まず、自動車重量税納付書・手数料納付書、そして第2号様式。
ちなみに諸元表は書かなくてもいいそうです(´・ω・`)せっかく書いたのに。。

そしたら自動車重量税納付書・手数料納付書に必要事項を記入して、一旦C棟へ向かいます。税金や印紙を支払うためですね。

事務所でお金を払うと、こんな感じで印紙を貼って返してくれます。ちなみに当然現金のみなので注意しましょう。
手数料納付書に記載を忘れていたので、こちらもA棟3番窓口に提出する前に書いておきます。

先に自賠責保険を支払いに行くといい

陸運局の近くには必ずこういった自賠責保険等を扱う事務所があります。

練馬陸運だとここですね。ここで2年分の自賠責保険を取得しておきましょう。これで一通りの書類が揃いました。

検査表を貰っていざ検査!

A棟3番窓口で書類をまとめて出して、問題が無ければ自動車検査表を貰えます。上の構造変更検査に丸をつけて、他の部分も車検証から書き写しをして、いざ検査レーンへ!!

まずは5番レーンでのチェックです。結構混雑する事も多いので、早め早めに行動すると良いです。

この待ち時間に、最低限のチェックするようです。まず検査員に自動車検査表一式を渡して、指示に従います。両窓は全開にしておくといいでしょう。

前方のヘッドライトの点灯確認、フォグ装備であればその点灯確認。そして前方左右ウインカーとハザードの確認。
それが終わるとウォッシャーとワイパーの動作確認。次がホーンが鳴るかどうかの確認。車体番号のチェックもするので、ボンネットは開けておきましょう。

これらが終わると、今度は検査員が後ろに周り、前方左右ウインカーとハザードの確認。ブレーキを踏んで点灯の確認。バックギアに入れて、バックランプの点灯確認。ナンバー灯の確認もここで行います。

これらが一通り問題なければ、自動車検査表にチェックを入れてもらって返してもらえます。
ここで問題があっても指摘をされるだけで検査レーンに向かう事はできます。但し、当然検査はパスしていないので、問題を解決して、再度並んでチェックを受けなければなりません。

この日は38℃の猛暑日で、待ち時間がめちゃくちゃ大変でした。検査員もスポットクーラーに行ったり来たりして、暑さをしのいでいました。本当にお疲れ様です。。

こうやって見ていると、本当に色々な車が居て面白いですね。
ちなみに検査場の中は撮影禁止です。

5番 検査レーン内でやる事

入ると直ぐに赤信号があるので待ちます。青信号になったら、下にある黄色の線に合わせてゆっくりと進みます。ブレーキテストの位置まで移動して、タイヤをチェックする機械の上に乗せます。

あとは天井にある画面の指示に従えば良いです。アクセルを踏んで40km/hで維持したり、ブレーキを踏め!とかサイドブレーキをしろ!とか指示されます。アクセルの40km/hテストはテスター屋で前もって調べておけば、メーター表示とズレていても問題ないでしょう。(インチアップしていたりするとズレるので)

ブレーキはゆっくり踏めという指示の時はその通りに踏む事。普通に踏めと言われたら思いっきり踏んでください。サイドブレーキも同様です。中途半端にやると制動力が足りないと見做されます。

次にヘッドライトのチェックですが、まずはロービームにしておきます。すると機械が自動的にカットラインをチェックしていきます。問題が無ければ、次はハイビームです。ハイビームも同様にしばらく待っていれば良いです。ここをクリアしたら、最後は下回りチェック。穴に落ちないように気をつけて、一旦停止します。

ここでは検査員が下から叩いたり揺らしたり、オイル漏れ等をチェックします。軽いにじみ程度で滴っていなければ問題ないと思います。全てのチェックが終わったら、自動車検査表を持って車を降りて近くにある機械へ入れます。すると問題ない所に自動的にスタンプが押されます。

これで通常のユーザー車検にあたる所は全て終わりなので、単純にユーザー車検であれば、ここでA棟2番窓口に戻って提出すれば完了です。今回は構造変更があるので、2番の検査レーンへ移動します。

2番 検査レーン内でやる事

ここも当然撮影禁止なので、ざっくりとやる事を説明します。今回は7座から5座への変更なので特に調べられる事はありませんでした。一応、取り付け金具がなくなっているかというチェックがされただけです。

まず、車自体に変更が無いかどうか、全長等を測られました。(タイヤの装着サイズも記録されます)
そこで問題が無ければ、次は重量検査です。座席がなくなったので車重も変わる為ですね。ここでは前輪・後輪と乗せてそれぞれの重量を測定されました。

以上、終了です(笑)

一旦レーンの外に出て待ち新しい書類が出来上がってくるのを待ちました。10分位かな?

とうとう新しい審査結果通知ができました!乗車定員が5名になっています。
ただよく判らないのが、車両重量と前前軸重が増えているんですよね…?椅子2脚外したのに。。

細かくチェックされた書類達。これらをまとめてA棟2番窓口へ持っていきます。

車検証の発行!

正式に定員5名となった構造変更済みの車検証の取得が完了しました。

素人がユーザー車検のついでにやっても、この程度であれば簡単にできてしまうんですね。本当にいい時代になったもんです。

記録事項はこんな感じです。
という訳で無事にユーザー車検+構造変更が完了しました。

自分で車が整備できる人なら、あとは書類の書き方だけなので簡単にできると思います。

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