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2023/4 ハンガリー訪問記 その4

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英雄広場近辺を探索

今日は一日色々と見て回ろうと思い、レンタカー移動の一日としました。
まずは英雄広場に移動しました。裏側に駐車場があります。

ここ英雄広場は、1896年にハンガリー建国1000年を記念して建設されました。ブダペスト最大の広場だそうです。
この広場は名前の通り、ハンガリーに関わる英雄達の像が沢山ある場所です。ここは歴史的な事件と非常に関わりの深い場所であったと記録されています。

まず、1989年ソ連軍により絞首刑にされた大統領「ナジ・イムレ」を追悼する式典が行われました。当時はここに25万人もの国民が集まったと言われています。

中央の塔は36mほどあり、王冠とロレーヌ十字を持った大天使ガブリエルの像が建っています。
塔を囲んでいる7つの像は、ハンガリー人の起源となるマジャール人7部族の長と言われています。

塔に背中を向けると街の中心まで伸びている道、「アンドラーシ通り」です。この辺りの景色も一昔前のフランスの様な優雅を感じました。

こちらは中央の塔の後方にある半円形の装飾台、その上には立派な柱と共に、左右で7体。合計14体の英雄像が建っています。この像は全てハンガリーを代表する英雄であり、8人が歴代のハンガリー国王。残りの6人も政治家や貴族だそうです。ざっくりと英雄の名前を書くと

[左側]

  • イシュトヴァーン1世
  • ラースロー1世
  • カールマーン
  • アンドラーシュ2世
  • ベーラ4世
  • カーロイ1世
  • ラヨシュ1世

[右側]

  • フニャディ・ヤーノシュ
  • マーチャーシュ1世
  • ボチュカイ・イシュトヴァーン
  • ベトレン・ガーボル
  • テケリ・イムレ
  • ラーコーツィ・フェレンツ2世
  • コシュート・ラヨシュ

この像は入れ替えられているそうで、過去には
「神聖ローマ皇帝フェルディナンド1世」
「神聖ローマ皇帝レオポルド1世」
「神聖ローマ皇帝カール6世」
「マリア・テレジア」
「フランツ・ヨーゼフ1世」の像があったようです。

ちなみにブダペスト地下鉄1号線の英雄広場駅がこの地下にあります。

広場の裏側には、大きな公園があります。写真は、公園内部に建てられているヴァイダフニャディ城です。

時間が無くて入ることはできませんでしたのでざっくり紹介すると…
中世ヨーロッパ”風”のお城で、1896年に建造されたかなり新しいお城なのです。元々は万国博覧会の会場として使われました。その終了後には壊される予定だったのですが、市民からの人気が強く残されることになりました。
現在は農業博物館として活用されているそうです。

Liberty Square

余り情報が無い Liberty Square。この近くに駐車して、別の場所に行く途中にたまたま寄った場所です。記念碑や子供向けの遊び場がある静かな公園ですが、その傍らに戦争で犠牲になった方々の鎮魂する像がありました。

イスラエルの旗が掲げられており、「ドイツ占領下の犠牲者への追悼」と書かれていました。

聖イシュトヴァーン大聖堂へ

そのまま徒歩で周囲を散策しつつ、聖イシュトヴァーン大聖堂へ移動しました。

カトリック教会の大聖堂。現在はハンガリー国会議事堂と並び、最も高い建造物で塔の高さは96メートルあります。その為、観光客はエレベーターか364段ある階段で登る事ができます。

こちらの大聖堂は1905年に完成はしたのですが、1896年に完成させる予定だったそうです。

元々は896年、マジャール人(ハンガリー人の祖先)にあたる民族がここへたどり着いた1000年後の記念として、1851年に着工しました。数年後には一旦完成したのですが、1868年に修復不可能なほどドーム部分が崩壊してしまい、一から作り直すという事になりました。トータルで54年に及ぶ建築期間を要し、1905年に完成したそうです。

建築様式は新古典主義様式、平面図はギリシャ十字を模しています。
また大聖堂正面にある2つの鐘楼の内、南側の鐘楼にはハンガリーで最も大きな鐘があります。その重量は何と9トン。

聖イシュトヴァーンという名称は、初代ハンガリー国王の名前です。当然、大聖堂内に祀られており、主祭壇の奥に彼の大理石像が建っています。
また、イシュトヴァーン1世の右手のミイラが、聖遺物として保管されています。
この右手は遺体からずっと失われていました。しかし、その後はトランシルヴァニアで発見された後、各地を転々とし、1771年マリア・テレジアによってブダに戻されたと記録されているそうです。

入り口にある記念コインの販売機、海外の観光地には大概あるのでいつも記念に買っておみやげにしています(笑)

豪華絢爛かつ荘厳

祀られている国王像、マリア様、司祭。そして見上げれば息を飲むような立体的な絵。
天井のドームは最初、彫刻かと思うくらいでした。

どこに行っても綺麗なステンドグラス。2枚目の写真が、先程説明した聖遺物。聖イシュトヴァーンの右手のミイラが祀られている箱です。
ここは観光客だけで無く当然現地の信徒も訪れては、右手に祈りを捧げていました。

一番奥の祭壇。ふと背後を見ると、ものすごく大きなパイプオルガンが鎮座していました。
ここでも当然ミサは行われるので当然ですね。

奥の祭壇の上についていたランプ、なにかとても印象的だったので撮っておきました。ゲームだと重要アイテムっぽいですよね(笑)

エレベーターから塔へ登る

エレベーターで登った先です。なにかちょっとがっかりしますね(笑)
昔はここも恐らく石や木で組まれていたと思われますが、維持管理や自然にさらされているのでそういう維持のコストなどを考えてこの形にしたのだと思います。ハリボテ感はありますが、外から見える景色が重要なので…

こちらがマーチャーシュ聖堂。14世紀建立の聖堂です。
ここで結婚式を挙げたハンガリー王(ボヘミア王)で、正義王の異名があるマーチャーシュ1世の名前を冠しているそうです。特徴としては聖遺物博物館があり、様々な宝物や聖遺物が残されています。ちなみにこちらも有料です。

マーチャーシュ聖堂に入る

さすが街中でもっとも高いと言われる塔のテラス。街が一望できます。高い建物が少ないので、街だけでなくドナウ川や、その反対側のブダ地区を見る事もできます。

街並はこれまたフランスを思い出すような感じがしました。この太い道から斜め方面に真っ直ぐ伸びていき、その左右に石造りの建物が並ぶ感じ。

ただ当然ここも近代化の流れが進みつつあり、世界遺産の辺りはそのままなのですがちょっと離れると近代的なガラスの建物が沢山並んでいました。残念。

マルギット島に泊まる

今日のお宿は、マルギット島にあるダヌビウス グランド ホテル マルギットシゲットです。

マルギット島とは、簡単に言うとブダペストのドナウ川に浮かぶ長さ2.5km、幅500mの中州です。ハンガリー王女の聖マルギットにちなんで現在の名前になりました。聖ヨハネ騎士団が12世紀にこの島に住みついたのが始めとされているそうです。今は公園やイベントを行う場所として開放されています。

ホテルはとても快適、かつ静かでした。受付してくれた従業員さん(男性)は日本語を勉強中、という事でたまに日本語をおりまぜて受付してくれました。何か、こういうの嬉しいですよね。

本日のメインイベント

ドナウ川に来たら、やっぱりクルーズですよ。
そしてブダペストといえば、何といっても有名なものは夜景。是非、夕方の最終便に乗ってください。段々闇夜に落ちていく街の姿を見る事ができます。

ここはサービスで文字少なめ、画像多めでいきたいと思います。
場所はマップの付近。この辺りにクルーズ船の会社が沢山あるのでここでチケットを購入してもヨシ、自分はネットで予め業者を調べてネット予約していきました。

ちなみに雨が降ってもクルーズ船の中に入って見る事ができるので、雨でも大丈夫だと思います。ただできれば、クルーズ船の屋上の外で見て欲しいですね。

船は北上し、マルギット島方面に向かうルートでした。
出発してすぐの後ろを見ると自由橋(Szabadság híd)が見えました。正面にはブダ城ですね。

船は北上し、マルギット島方面に向かうルートでしたが、一度南下してUターンしてから北上するようです。
ブダペスト工科経済大学、そこから自由橋(Szabadság híd)、ブダ城横を過ぎていきます。

Budapest Inner-City Mother Church of Our Lady of the Assumption(教会)、セーチェーニ鎖橋の下を通ります。
段々と陽が落ちていっていますね。ちょっと曇りなのが残念です。これが夕焼けだったら、更に最高のロケーションでしょうね。

マルギット島に到着、自分達が泊まるホテルを見ながら、島の北端でUターンするようです。
この北端の左右は Duna Tower Office Building という近代的なビルがあって、雰囲気ぶち壊しでとても残念でした。サムソンだったかの看板があったと思います。

アールパード橋を抜け、奥でゆっくりとUターン。この頃にはドリンクサービスがあって、優雅な一時を堪能していました(笑)
そして、戻る頃には陽も落ち…最高のナイトクルージングが始まりました。

もうこの時点で涙が出そうになる程、感動していました。水面に映る灯りがゆらやゆらと揺れ、とても幻想的…です。夜の帳が降りる直前、昼と夜の丁度境目の空の青さって本当に綺麗ですよね…それが暖色な照明と相まって最高の雰囲気です。

ちなみにそれほど寒くはありませんが、風はそれなりに強いので温かい格好をするのをオススメします。

国会議事堂。もう何度も夜景で見たはずなのに、水面に映る逆さの国会議事堂は何て美しいのでしょうか。
何を言っても陳腐になってしまいそうなので、これは実際に皆様の目で確かめて欲しいと思います。

ブダ城、 ブダペストのコンサートホールであるヴィガドー、そしてセーチェーニ鎖橋をくぐり船着き場へと戻ります。

ほんの1時間。たった1時間ですが、何か夢物語の中にいるようでした。
ふわふわと夢見心地のまま…船を後にしました

船について

船はとても近代的です。これは船1階の先頭ですが、ガラス張りで全ての夜景が雨天でも楽しめます。モニタにはその場所にある特徴的な建物の説明が流れていたようです。(自分はずっと外にいたので)

地下にはトイレと調理場があります。
奥に見えるのはバーカウンターで飲み物を買う事ができます。ワイン片手に夜景クルーズ、なんてのもオツかも知れませんね。

帰り際には、地元のビールを買ってホテルに戻りました。
こちらって比較的黒ビールが多かったりします。味もまちまちで色々なホップのビールが楽しめます。ドイツも近いという事もあり、ドイツビールが大量にありましたが若干お高めです。

ブダペストの旅もあと僅か…しかし、今回の目的のひとつが次回!

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