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2023/5 ハンガリー訪問記 その5

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朝食の醍醐味はビュッフェ!

今日はチェコへの移動日という事もあり、若干タイトなスケジュールです。

ホテルの朝食といえば、ビュッフェ形式ですね。

ビュッフェ(Buffet)とは、料理の提供スタイルの一つです。食事をセルフサービス形式で提供していて、ビュッフェスタイルのレストランや食堂では、様々な種類の料理がテーブルに並び、客自身が自分の好みに応じて、自由に料理を選んで取ることができます。常、前菜、メインディッシュ、サラダ、デザートなどの様々な料理が用意されています。客は食器を手に取り、好きな料理を選びながら、自分のお皿に盛り付けていきます。料理がなくなると、スタッフが補充してくれることが一般的です。

自分はこれがとても気に入っていて、その土地やお国柄がとてもよく反映されていると思っています。特にフルーツや肉、小麦といった点が多いでしょうか。高級ホテルだとどの国の人にも対応できるよう、中華があったりします。東欧だとだいたいこの辺りに特徴的なモノが並びますね。

まず、1989年ソ連軍により絞首刑にされた大統領「ナジ・イムレ」を追悼する式典が行われました。当時はここに25万人もの国民が集まったと言われています。

フルーツがまるごと提供されているのはなかなか新鮮です(笑)

そういえば、ウィーンでもここでもそうですが、もうコロナの影響はほぼありませんでした。人的な意味でも衛生的な意味でもです。日本だとこういう所ではまだアルコール消毒機があったり、使い捨てビニールがあったりしますがそういったものはほぼ撤去されていました。

勿論お客さんでマスクをしている人は一人も居ません。寧ろマスクをしてると、「病気なのか?」みたいな目で見られるので自分もこちらでは外していました。ただマスクの良し悪しは国の文化によっても変わりますし、私が日本に戻った後はできるだけつけるようにしています。基礎疾患があるし、アレルギー性鼻炎もあるのでつけているに越したことは無いらですね。別に他人に強制するつもりもありませんし。欧州ではこういう感じ、という紹介です。

ただ当然コロナ患者は居なくなったわけでなく、感染したら自己責任で病院行くなり治療するなりしてねって感じです。病院の話を聞いてみましたが、やはりまだそこそこ患者はいるし感染した人もいるって話でした。

「まぁ、感染しちまったもんはしょうがないよね」

こういう認識です。

話を戻すと、ヨーグルトは本当にお国柄がでますね。フルーツに力を入れているホテルの飯はうまい、そんな気がします。

本日のメインイベント 射撃訓練!

ブダペストに行ったら絶対にやりたかった事!!!
それは射撃訓練!日本では絶対に許されないので海外に行くと機会があれば、必ず?銃を撃ちにいきます。ここブダペストでも街中に射撃場があり、そこで射撃訓練が受けられます。

行ったお店は Budapest Shooting です。聖イシュトヴァーン大聖堂からも徒歩圏内なので、街中にホテルを取っている方なら簡単に行けると思います。ただ当然ながら説明等は全て英語なのでご注意ください。

こちらがお店。なかなか熱いですね!
ちなみに中のスタッフは元軍人だったりと本物なので、安心して受けられます。大体1度に7人前後を集めて一斉指導しながら撃つという感じでした。

勿論こんな機会なんてそうそう無いので、銃80ユーロ + スナイパーライフル40ユーロ + ホテルのクーポン券で10発追加という盛りだくさんコースをチョイス。.50BMG(12.7㎜×99)を撃てるのは興奮しまくりです。

いざ射撃開始!!

まずは撃つ前にビデオを5分程見せられます。英語ですが画面の指示を見れば何をしちゃマズいか、みたいな事は判るので困らないと思います。ゴーグルつけろ、とかイヤーマフはしろ、とか銃口は絶対覗くなとか。

あとジャムったら(銃の弾が詰まってしまうこと)、そのまま台に銃を置いて指導員にみてもらえといった感じです。

ひとりずつ指導員に呼ばれて、こんな感じで的に向かって撃ちます。

やはりというか、手持ち拳銃は大きくなればなるほど的の中心点に当てるのは難しかったです。後で的にした紙を貰えますが、自分が狙った場所より5~10cmほど離れるのは結構ショックでした(笑)

逆に言えば、動いている的を正確に射抜くのがどれだけ難しいか。という事を肌で理解できます。
銃に狙われたらとにかく動いて逃げろ。一直線じゃなくジグザグに動いて距離を取れ。
そうすれば生き残れる確率はかなりあがるでしょう。そんな事態になりたいとは思いませんが。。

こんな感じでゴッツい銃が立てかけてあります。薬莢は片付けるのがめんどくさいのか、そこら中に散らばっていました。まさに戦場!

ずらりと並べた銃一覧。最後の弾薬は当然本物です。
マガジンを抜いてあるのは撮影用として、最後にみんなでこの銃を持って記念撮影できるからです。
自分も最初はコミュ障のままでしたが、色々な人達に写真を頼まれたりして最後には色んなグループと銃を持って一緒に撮影したりと、とても楽しい時間でした。

ちなみに自分の撃った銃の一覧はこんな感じです。

  1. Chiappa SA Army (10 shots)
  2. SIG P226 (8 shots)
  3. 1911 (.45 ACP / 8 shots)
  4. Ruger Redhawk (.44 Magnum / 5 shots)
  5. Steyr AUG (7 shots)
  6. Kalashnikov SU-74 (7 shots)
  7. Mossberg MMR Sniper (7 shots)
  8. Adler Bullpup Shotgun (4 shots)
  9. どれかの銃にプラス10発

で、別プランの「光学照準器付きハイパワーライフル」はこちら。

  1. MARLIN POLICE (.308 WIN / 3 shots)
  2. Remington Police M700 (.300 WIN MAG / 2 shots)
  3. Barrett M99 (.50 BMG / 1 shots)

今回、同チーム?で Barrett M99 を撃ったのは自分だけでしたので、後ろで見ていた同じ参加者達は興味津々(笑)
3,2,1,Fire!!!! の掛け声と同時に的を撃ち抜きました。

もうね、何というか爆弾。イヤーマフ越しに伝わる爆音と火薬の匂いと空気の振動、そして撃った瞬間に肩へ食い込む衝撃が凄まじく、なんか笑いが止まりませんでした。

撃ち終わると後ろで見ていた別の外国人の方々から一斉に、グッジョブ!グッジョブ!という歓声があがったのがとても嬉しかった?です(笑) 何かあの瞬間だけヒーローになったような気すらしました。ヤバいですね。。
というかその位、どでかい音と衝撃だったんです。

後ろで見てた人達にも空気の震えが伝わるレベルで。

Barrett M99 なんてこんなんですからね。。ガチの戦争兵器ですよ。

そこら中に落ちてる巨大な薬莢。下の細長い金色のが Barrett M99 の薬莢です。ざっくりと説明するとこんな狙撃銃です。

Barrett M99は、アメリカの銃器メーカーであるバレット・ファイアアームズ社が製造した反動利用式の狙撃銃です。Barrett M99の主な特徴について説明するとこんな感じです。

  1. 反動利用式 : Barrett M99は反動利用式の狙撃銃であり、.50 BMG(12.7x99mm)という強力な口径の弾薬を使用します。このような大口径の弾薬は、遠距離射撃や対物・対人といった特殊な狙撃任務に適しています。
  2. ボルトアクション: Barrett M99はボルトアクション方式を採用しています。
    つまり、発射後に手動でボルトを引き戻して次弾を装填する必要があります。
  3. 高い精度: Barrett M99は、その設計や製造品質の高さから非常に優れた精度を持っています。
    このため、遠距離の狙撃任務に使用されることが多く、軍隊や法執行機関などでの特殊部隊が利用することがあります。
  4. 長い銃身と重量: Barrett M99は長い銃身を持ち、その重量はかなりのものです。
    これは、反動を吸収し、精度を高めるために重要な要素ですが、一方で携帯性はやや劣ります。
  5. レール付きハンドガード: Barrett M99にはレールが付いたハンドガードがあり、照準器やアクセサリーを取り付けることが可能です。これにより、照準器やバイポッド、光学機器などをカスタマイズして装備できます。

Barrett M99は、その強力な性能と優れた精度により、特殊部隊や狙撃手によって広範囲に使用されています。
ただし、個人の所有や使用には法律や規制があるため、適切な許可が必要な場合があります。

だそうで。
これを実際に撃った事のある日本人ってどれくらいいるんでしょうね?

しかし、驚くべきはその命中精度です。「光学照準器付きハイパワーライフル」というだけあって、当然照準器がついているんですが、これがとてつもなく見やすい……当然私もこれらのハイパワーライフルを始めて撃ちましたが、何と…ほぼ全弾中心を撃ち抜いていました。何の訓練も無く、ただ教えられるままに照準器を覗いて引き金を引いただけ。当然室内なので、風の影響とかはかなり少ないのですが、それでも素人が撃ってこの精度。近代兵器の凄さを実感します。

戦争となれば更に凄まじく訓練されて、かつ更に精度の高い銃がある訳で……そら兵器開発してる国は強いですな…と実感しました。

ちなみに、.50 BMG の薬莢と撃ち抜いた的の紙はおみやげでプレゼントされたので、持ち帰って自室に飾ってあります。スーツケースの中に入れれば持って帰れます。(火薬も入って無いので)

ブダペストから移動する…

とうとうこの時がやってきました。次の目的地はチェコ ブルノ。そこまではレンタカーで移動します。この時も旅行記で書いたように、チェコ用のビニエットを買って貼りましょう。

その前に、最後のブダペスト土産にはマンガリッツァのお肉を買って、チェコへ持ち込んで食べます!

チェコ手前のSAでご飯を取りました。

欧州の高速道路には頻繁にSAとガソリンスタンドがあります。国境手前では当然ビニエットの購入の為、ガソスタは必ずあります。ちなみにトイレは有料で1ユーロか2ユーロです。ただ、1ユーロ払うとQRコードが印刷された紙を渡されます(もしくは機械から印刷されて出てきます)。これをレジに持っていくと、1ユーロ分の金券になるという訳。タダでトイレは使わせないぞ、という事です。非常に合理的だなぁと思いますね。

ここでもビュッフェ形式の食事場所があり、自分で適当に取ってそのまレジに持っていくと計算して支払いすればOKです。こういう場所はだいたいVISAタッチが使えるので、現金を持つ必要はほぼありません。困ったらSAの中にあるATMでクレジットカードから現金を引き出せば良いので、こちらも楽ですね。

これにてブダペストの旅行記は終了、今回は記事の関係で短めでした。

さて、次回からはチェコ ブルノの旅行記になります。
余り日本では馴染みの無い場所かも知れませんが、雰囲気を伝えられたらいいなと思います。

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