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もしも貴方がコロナ(BA.5)に感染したら…? (コロナ?闘病者 看護記)

家族がそれらしい状況になりました

東京都が配っている抗原検査キットでは陰性だったんですれけどね。
ただ症状からどう見てもBA.5型と類似していたので、それと同等の対策をしました。その知見を少しでも残そうかと思って書きました。もう何度こんな話が出たか判らないけど。

看病自体、マジで本当に辛かったので、参考になれば幸いです。あの咳き込んでいる時、自分が何もしてあげられない無力さはたまらんです。とは言え、もはや感染する確率はかなり高いのでそれ相応の準備も必要ですし、当然ワクチンやマスクもその候補に入る、と私は考えています。とは言え、どっちも受けたければ受けろ、付けたければ付けろ、なので私はどっち派という訳でもありません。自分は感染した時のリスク、副作用のリスクのバランスを考えて、まだコントロールしやすい副作用のリスクを取って3回目の接種を完了しています。血栓ができる!!と騒いでいる方がいますが、私、心筋梗塞経験者で現在も3ヶ月単位で通院して血液検査受けてますが、その兆候すらありません。なので、本当に副作用に関しては “人による” としか言えませんね。ましてや陰謀論なんて陰謀サロンに貢ぐだけだと思うんですが、まあご本人が幸せならいいんじゃないですかね。

症状。

  • 発熱は無し (36.7℃前後)
  • 扁桃腺炎の様な喉の腫れ
  • 異常な咳き込み
  • 異常なダルさ
  • 咳き込みに伴う肩、背中の筋肉痛
  • SpO2 96~98%
  • 味覚障害等は無し

幸い自分は伝染らなかったのですがそれでも数日間、謎の咳は出ました。ちなみに本人は咳がでなくなるまで2週間以上掛かりました。但し喉の腫れによりほぼ全ての食べ物はアウト、トイレに行くのもしんどいというくらいの症状です。こんな状況ですら、入院や投薬の必要が無い”軽症”扱いでした。マジでBA.5は軽症だからといって軽く見ない方がいいです。これが看病した家族視点です。

有効だったもの

装備品

食べ物

発症から一番酷い時

まずこの時期は本当に何もできません。。とにかく、のどぬーるスプレーペラック T錠イブプロフェン or ロキソニン で身体の炎症を抑える事。そして、経口補水液はちみつ梅昆布茶 等で体力を落とさない努力をしましょう。とにかく発熱していたらこれどころじゃないですし、まず何も食べられません。はっきり言って、inゼリー 程度ですら喉を通りません。なので、私は 甘酒リポビタンローヤル11 等の栄養ドリンク を飲ませました。それから常時、時間を見て 経口補水液 を飲ませて脱水症状が起きないようにしました。

のどぬーるぬれマスク で喉を保護していても5分に1度は咳き込みが酷いので、タイミングを見て のどぬーるスプレー を投与させました。喉の薬で入手が一番楽だったのは ペラック T錠 だと思います。実際にコレが一番咳には効いたと思います。のど飴は…舐めてないよりマシ…くらいの感じでした。のどぬーるぬれマスク 等で湿度を保っていたせいかも知れません。

この時期は家族も急変に備えるので、ほぼ24時間寝れません。コロナだったら怖いので当然離れた場所に寝る事になりますが、咳き込んだりする声が聞こえるたびに起きては見に行って…を繰り返します。このストレスだけで3kgほど落ちました。あと咳き込むと筋肉痛が酷く発症するので、背中にはたまに ロキソニンテープ的な貼り薬 を貼ったりしてください。ヴィックスヴェポラップ もスースーして鼻の通りが良くなるので喉の負担が減るようです。

あ、言い忘れましたが常時加湿器はぶん回していました。部屋の湿度を50%以上キープする事を目標にしています。それから移動する度にドアやトイレは使い捨てビニール手袋を装着して、アルコールスプレーで吹きました。これはコロナじゃなくても、インフルエンザやノロウイルスでも同じ対応で良いと思います。勿論看護側もマスクを常時着用です。

咳き込みが少しずつ減ってくる

この時期まで大体1週間掛かりました。人によっては3,4日らしいのですが、長引いたようですね。咳き込みが減った、というより扁桃腺自体の腫れが引き始めた頃から、食事を体力方向に降ったメニューにします。最初は inゼリー 等のゼリーを食べさせましたが、これは与える前に殴りまくって内部をボロボロにしてあげないとむせます。ちょっと安いからと言って、蒟蒻ゼリー を与えるのはやめましょう。与えるなら、本当に形がなくなるまで叩き潰さないと喉を刺激して、30分は咳が止まらなくなります。

まだこの時点ではおかゆもまだ無理です。柔らかいチョコ栄養ドリンク、潰した inゼリー を回して体力の維持、脱水症状の軽減を重点に頑張ります。

喉の腫れが無くなってくると食欲が出てくる

ここまで来るのに10日位でした。体重も体力もガッツリ落ちているので、最初はおかゆ からスタートです。可能であればご飯の粒はスプーンで潰してあげると尚良し。で、他には流動系の食べ物も食べれるようになるので、ヨーグルト・シュークリームが好評でした。たぶん糖分に飢えていたのだと思います。ちなみにカロリーメイトとかは絶対あげないでください。めちゃむせる上に、口の中の水分を全部持ってかれるので経口補水液を大量に飲む -> 喉が痛む となります。カロリーメイトはもっと回復してからが良いでしょう。

ここまで来れば回復まで後少しです。自分は簡単に作れる釜玉うどんを作って与えていました。カロリーも栄養も取れて、かつつるつるとした喉越しの為、刺激も少ないというスグレモノ。そしてとても簡単に作れます。

かみら的 簡単な釜玉うどんの作り方

レシピ

冷凍うどんはだいたい個別パックになっているはずです。それをそのまま電子レンジに入れてチンします。溶けた氷がパックの中で蒸し器のようになり、もっちり&つるつるな状態で温まります。

温めている間にタレを作ります。器に麺つゆを大さじ1.5杯、そこに醤油をほんの少々。喉がマシになってきたら、生しょうがチューブから適量を入れてかき混ぜます。

うどんが温まったら、容器に入れてタレと混ぜ合わせます。全体に絡んだらちょっとだけチンします。

最後に、そこへ割った卵から黄身だけ取ってうどんの上に載せて完成!(3分もかからず作れるよ!)

最初に黄身を割って麺全体に絡めたら食べましょう。黄身がつるつる感を助けてくれるので、腫れ気味の喉にもつるつると入っていきます。たまごをそのまま割ってもいいんですが、白身がタレを薄めてしまうので、もしそうしたいならタレを濃い目で作るといいです。だいぶ回復してきた時には、ここに切った九条ネギ(生)を入れました。たまたま京都に行った際に、地元のスーパーで購入してきたのですが、九条ネギはネギ特有の生臭さとか苦さが無いので味を殺さずに食べれます。九条ネギは、ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンC・カロチンがあって栄養豊富です。 白い部分には刺激臭があるので、今回は使わずに緑の葉の部分のみ入れました。ちなみに白い部分は消化液の分泌を促進し、食欲や消化系の働きを高め、血行を良くする働きがあるそうです。

2週間程度で完治

最終的に咳が出なくなるまで2週間以上掛かりました。
今回は陰性判定だったので、コロナかどうかは未だ不明です。自分も陰性でしたし、症状がほぼ出なかったので感染力が強いと言われているBA.5だったのかどうかすら判りません。

とは言え、症状はままコロナのそれと変わらないので、この対策が恐らくBA.5と診断された方にも有効だと思います。ちなみにコレですが、いざ感染してから集めようと思うと心底大変だと思います。家族と離れて暮らしている方は、たぶん死ぬかも…と覚悟するくらいにはしんどいようです。実際、感染した家族は何度も「死ぬかも…」とか寝ていても悪夢を見まくったそうです。まあ、咳のたびに起きるのでまともに眠れず思考も鈍るので仕方ないですが…

という訳で、これらのモノは事前に用意しておいた方がいいと思います。
コロナに限らず、インフルエンザや扁桃腺炎でも対応できるはずですし、一人暮らしならこれらを持っていれば闘病しても、かなり気持ち的に楽だと思います。

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