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SESAMI4(スマートロック)をDIYで取り付けてみた

  • DIY, Review

慣れた人なら10分で取り付け可能

SESAME4 – CANDY HOUSE JAPAN
今、公式で \4,980 (税込 ¥5,478) なんですよ。
元々スマートロックには興味があったのですが、さすがにどれも1万円以上してちょっと手を出してみようとなるとなかなか厳しい価格。それが半額近くなら…! という訳で取り付けしてみました。

どれもサムターンに被せるだけ

昔は鍵自体を交換したり色々あったのですが、最近のスマートロックはサムターンに被せるだけのものが大半です。その方が汎用性が高いですし設計も楽ですしね。SESAMI4 も同様です。

自宅の鍵。この真中のつまみを押しながら回さないと解錠できません。このまま取り付けようとしたのですが、サムターンにピッタリと合わせる事ができなかったので、押した状態で固定するようにしました。

いつでも取れるようにマスキングテープで固定したあと、地震用のゲルを挟んで厚みをあわせます。ちなみに、SESAMI4側でもサムターンの厚みや高さ調整できるようになっているので安心です。

開封

どことなくIKEA風の説明書。そして先程説明したサムターンカバー部分がこんな感じ。ネジ止め位置を変更する事で、高さと幅を調整できます。

表側。大きなサムターンになりますね。近くの穴はリセット用です。その上はBT動作確認用のブルーLED。下の大量の穴がSESAMI4取り付け時の全体的な高さ調整用のブラケットです(後述)

本体取り付け (当然高さは合わない)

当然ですが、サムターンはメーカー毎に大きさが違うのでこのままだとこんな感じで取り付けできません。それを補うためにブラケットが付属しています。

ブラケットに大量の穴が開いていたのは、この高さ調節が細かくできるようにですね。コツはサムターンの中心とSESAMI4のサムターンの中心点をあわせる事。こうしないと、モーターが動作して回転した時に引っかかります。ブラケットをつけた状態で何度も根気よくSESAMI4のサムターンを回して引っ掛かりが無い事を確認します。

中心点が定まったら、ブラケットを扉まで伸ばして位置決めをします。ここでもうまくやらないと中心点がズレるので何度も調整しては位置決めします。ブラケットと本体をどの穴で固定するかを決めたら、一度全てを外してブラケットを取り付けします。

ブラケットの取り付け前にはしっかりと扉を脱脂しましょう。アルコールでもいいですが、ちゃんとしたシリコンオフスプレーをおすすめします。ブラケット取り付け用の両面テープは付属しているので安心。

取り付け後はこんな感じ。ブラケットと本体は小さなネジ4本で止まっています。グラグラしないか確認しましょう。(その前に電池についている保護シートを取っておきます)

アプリと連動

最終系はこんな感じ。5000円にしては質感も悪くないと思います。(プラスチッキーですが)
早速アプリと接続して動作を確認します。今回は敢えて wifiモジュール は購入していません。あれば色々とできる事は知っていますが、まずは単体でどの程度使えるか知りたかったからです。

アプリの右上の + から新規デバイスを選択します。(ここでは既に追加済み)
BlueToothをオンしてSESAMIの近くに入りましょう。「未登録のSESAMI」があれば追加できます。未登録で無い既存のSESAMIは当然登録できません。(勝手に鍵を複製されてしまうので)

ちなみに新規登録時には、鍵のロック状態・解錠状態を設定する画面が出るのですが、スクリーンショットを取り忘れました。恐らく見れば判ると思います。

登録できました。BTまでの距離も出ていますね。このデバイスをタッチすると、色々設定を追加する事ができます。

名前の変更はアプリ上の表示名なので良いとして…、友人や家族と鍵をシェアしたい場合には、「このセサミの鍵をシェア」を押します。「オーナー」・「マネージャー」・「ゲスト」という権限のいづれかでシェアができます。一時的に貸すなら、「ゲスト」一択でしょう。

「角度の設定」は鍵のロック・解錠の状態位置の記録です。
通知のオン・オフは、解錠やロックされた際にアプリへ通知される機能です。
オートロックはそのままの意味なので割愛。

ウィジェットと手ぶら解錠ですが、これにはGPSを利用します。現在のGPSから特定の範囲(何m)を指定します。
その範囲外へ一度出てから戻ってきた、かつその条件が満たさせた上で BT がスマホとSESAMI が接続された場合、手ぶら解錠されます。但しこの機能はまだ若干誤動作が多いようで、ちょっと不安です。(レビュー)

NFCタグにも対応しているようです。専用品ではなく、汎用品でも解錠できるようです。

解錠履歴もこのようにちゃんと残るので、誰がいつ解錠したか判るようになります。ちなみに通常の鍵での解錠もちゃんと記録されるので安心です。ちなみに、ユーザー登録をしようとしたのですが、gmail アドレスを登録するとエラーがでてしまいました。別のアドレスではうまく行ったのが謎です。まぁとりあえず登録自体はできたので良しとします。

解錠時のモーター音はかなり大きめです。Qrio Lockも別件で利用しているのですが、そちらと比較すると明らかに安物のモーター…という感じです。もっともコスト差を考えたら仕方がないのですが、夜の静かな場所で使うのは若干勇気がいるかもです。

ただ、ちょっとやってみたいなーとか、NFCでタッチ解錠、オートロックして施錠したかどうか不安…みたいな人には試してみる価値はあると思いました。

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