何それ
変なホテル は人気がある、とても変なホテルです。まず入り口には恐竜のロボットが動いています。この時点で面食らうのですが、実際は内部が全てIT化されていて一度泊まってしまうと、チェックイン時の煩わしさが一切無いホテルです。
そして恐らくではありますが、スタッフの人数も一般的な同規模のホテルより少ないのでは無いかと思います。そういう所で人件費といコストをカットしつつ、サービスに振り分けているのでは無いかと思っています。(個人的に)
で、本題。
最近、変なホテル京都 八条口駅前 に宿泊したのですが、自動アップグレードで「ファイテンルーム」なる部屋に宿泊したんです。実際よく判らなかったので調べてみたのですが、部屋に特殊なコーティングを施すのだとか。それと同時に変なホテルでは寝具(掛け布団)にも特殊なモノを利用していたり、マットレスもフランスベッドと共同開発したものらしく。本当に効果があるのかなぁ?と半信半疑でしたが、実験してみました。
1回目の宿泊
8/11 に東京から京都へと車で移動し、そのままチェックインしました。左はその日の夜の睡眠解析データです。翌日、そこから東京へと戻り自宅のベッドで寝た時の記録が右側です。ちなみに自宅のベッドも結構お金を掛けていて、枕はロフテー。マットレスは東京ベッドなので、それ程見劣りする程ではありません。
で、データを見てみるとファイテンルームの方は睡眠時間が圧倒的に少ないのですが、その分深い睡眠の時間が睡眠時間の半分以上を占めています。そのせいか、早くに目が覚めたようです。自宅では10時間も寝ましたが、深い睡眠時間帯はほぼ変わらず、浅い眠りの時間が占めていました。
最初は東京から京都間の運転で疲れていたのと、その次の日も運転したから疲れが溜まっていただけなんじゃ…? と思っていました。
2回目の宿泊
ちょっと前回の就寝状態が、本当にファイテンルームのせいなのか?判らなかったので、再トライしてみました。前回同様、東京・京都間は車で運転しています。
8/20 はファイテンルームへ宿泊し、8/21 は自宅です。
こちらでもやはり睡眠時間の半分以上が深いレベルになっています。途中ちょっと目覚めていましたが、その後二度寝しても深い睡眠レベルを維持しています。8/21 と比較すると圧倒的な差で、とにかく自宅では深い睡眠時間が少ないのです。
原因も原理も判らない…けど
ちなみに今日がコレです。8時間寝ているのに、深い睡眠の時間は32%と圧倒的に少ないです。寝返りの回数もファイテンルームとほぼ同じですし、計測しているデバイスも同じなのでコレほどの差が出る理由はわかりません。
正直、ファイテンルームのコーティングは説明だけ聞くととてつもなく胡散臭いです。確かにアクアチタンに関しては特許も多数取っていますが、実際これがどういう効果なのか判りません。ただ数値としてこういう風に出てしまうと…せめて自宅の寝室にはこのコーティングしたいかも……と思ってしまいました。
はっきり言ってすごく釈然としないんです。もっと言うと認めたく無い気持ちもあります。けれど確かに寝起きは凄く良かったし、計測値でも深い睡眠時間は長かった…ので効果がある…としか言えないんですよね。。もし機会があれば、一度体験してみる事をおすすめします。
これ、企業案件とかCMならいいんですけれどね。完全に自腹です…
褒めたんで何かください、結構マジで(笑)