BMW のバッテリーを交換してみた。


※ 作業は全て自己責任で行ってください。また、質問には一切お答えしません。予めご了承くださいませ。

 

BMWのバッテリー交換です。

この車体は、7年間12.5万kmバッテリー無交換で走り続けていました。ちゃんとメンテナンスしていれば普通に持つものなのですね。予防交換も結構なのですが、エコの観点から見るとやはり長く使って欲しいものです。手順等はググれば沢山出てきますので、ざっくりと行きます。固定してあるステーを外して、端子外して、バッテリーを外す。つける時はその逆です。ディーラーで純正品に交換すると5~6万です。ソケットは数種類ですし、難度は全く高く無いので自分でやれば節約できます(エド・チ●イナ風に)

唯一困るのが、バッテリーのリセット(レジストレーション)。日本車と違い、バッテリーの履歴も記録しているので新品バッテリーをつけた事を教えてあげないといけません。それができるか否かで難易度が変わります。私はパソコンでやりましたが、最近は Carly for BMW (Android App)でも可能なので敷居はかなり下がったでしょう。

 

まずは固定している黒いステーを外します。

ステーを外したら、最初にマイナス端子を外します。これがなかなか硬かったのですが、こじって何とか取りました。ボルトを緩めて引っ張るだけ。外した端子はバッテリーに触れないように、ビニール袋に包んでおきましょう。ちなみにこの時点で車の設定がリセットされます。リセットが嫌な方は、エーモン メモリーバックアップ 1686 を使うなどしましょう。私はめんどくさかったので、9V電池に配線ハンダづけして、適当につけときました(笑)

次にプラス端子。被さっているカバーを外してボルトを緩めるだけ。ついでに画像の上側にあるプラスの線(車体と繋がっている)ところも外しました。

これで端子は全て外れました。あとはバッテリーを固定しているネジを外すだけ。

下部奥のボルトを緩めます。10mmだったかな?隣にネジ穴がありますが、これはオーバーサイズのバッテリーを取り付ける為に利用します。欧州車は、バッテリーの横のサイズだけで容量を変えています。つまりバッテリー的には、ひとつ大きなサイズをそのまま取り付ける事ができます。バッテリー的には。というのも、バッテリー容量もコンピューターで管理されているので、ポン付けしても最大容量まで充電されません。これは後述します。

はい、外れました。なんで赤米が大量に落ちているんだろう…(´・ω・`)

用意したのは、メルセデス・ベンツのバッテリー。……ベンツ? 欧州車は規格が決まっているので、どのメーカーの物でも大抵使えます。今回は1年で事故った、もとい乗り換えをしたオーナーの再生バッテリーを利用します。交換が簡単にできるなら再生バッテリーは大変にエコだと思います。お財布にも優しいです。更にBMW純正は70Ahだったのですが、今回は80Ahのバッテリーに載せ替えします。

再生バッテリーは保証が1年程です。ただ一般的なバッテリーも保証は2~3年ですし、価格も5千円から1万円程度と新品の1/3くらいなのでお得です。

載せてみました。ピッタリです。

先程のネジ穴。バッテリーが横に広がったのでひとつズラした所に固定します。

先程見えていたネジ穴に固定します。

後は元々の配線を戻していくだけ。10分も掛からず戻せます。

エア抜き用の配管も忘れずに取付ます。

プラス端子には色々なケーブルが繋がっているので、忘れないように全て取付ます。

最後にマイナス端子を取付て完成です。

これで物理的な作業は全て完了です。初めてやっても1時間、慣れた人なら30分もあれば余裕で交換できるでしょう。これで、メルセデスパワーを授かったBMWが生まれました(笑)

さて、ここからはソフトウエアです。ToolSet32 か INPA でリセットする必要があります。この辺りは適当にググってください。今回は更に容量アップをしたので、コンピューターの書き換えが必要になります。私は amazon で売っていた格安のリーダーを使っています。 INPA Ediabas K+ DCAN USB OBD2 OBDIIカー診断ツールケーブルBMW用 基盤が緑の物であれば大丈夫だそうです。

NCS EXPERT を起動して、現在のCAS設定を全て書き出します。そうしたら、NCS Dummyで読み込み、バッテリー容量を現在の70Ahから80Ahに変更して書き出し。それを NCS EXPERT でコンピューターへコーディングします。ここの詳細は記載しません。詳しく無い方がやると不動車になるので、本気でやりたいと思った人はググってそれらしい資料を死ぬ程覚えてください。パソコンに詳しければ1日勉強すれば余裕で覚えられます。ちなみに他サイトで色々環境依存について書かれていましたが、Windows 7(64bit) + DCAN USB でちゃんと動作しています。ポートの設定がキモです。

コーディングが終わったので、次はバッテリーをレジストします。INPA を起動して車両を選択。

Engine から MSD 80.0 を選択。これは車両やエンジンによって変わるので、各自環境に合わせてください。

F5 IBS – Powermanagement を選択。

更に F5 – Batterietausch registrieren を選択。

OK、これでレジストされました。

ついでにメモリに残ったエラーも消しておきましょう。そのものズバリの項目があります。

消えました。all OK です。

ついでに information も消しておきましょう。

History も問題無いですね。

最終的に全てのエラーが消えました。

折角なので、車両の状態も確認してみましょう。

エンジン始動で 13.8V。少し低い気もしますが、始動性には問題ありません。アイドリングも安定しています。

可変バルブタイミング(VANOS)も規定値。

距離。もうすぐ 12.5万kmですね。

何かの生データ。79.5℃は水温かな?

センサーは色々なデータを読み取っていますね。一通り既定値なので問題なさそうです。

という訳で簡単なバッテリー交換+アップグレードコーディングでした。自分でやれば5万円ほど節約できます(エド・チ●イナ風) バッテリーのリセットができない人は交換だけ自分でやって、リセットをディーラーに頼んだ方もいるようですね。何より自分の車はちゃんと自分で面倒を見て欲しいと思います。最近はタイヤ交換すらできない人も増えたとか。人の命を乗せるだけで無く、凶器ともなりうる道具です。メンテナンスは欠かさずに行ってください。

カテゴリー: Car

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