のっぺりとした顔は嫌いではなかったけれど…
車高が高い事も気になったんですが、フロントバンパーの高さがとても気になっていたんですよね。車高はある程度低い方がかっこいいという美観の人なので、フロントリップスポイラーをつけたいなーと思っていました。
有名な所だと、ERSTやHEICOなのですが取り付けしている方も多い…というので、ちょっとマイナーなショップブランドのリップスポイラーを購入しました。ちょうど Paypay還元が異常だった頃だったのでかなりお安く買えたのも決め手です。
左右分割型なので、立体駐車場でよくある中央部分だけ膨らんでいる所でも大丈夫というメリットがあります。
届いた。
FRPで勿論無塗装品です。自分の車はクリスタルホワイトパールというオプションカラーなので2コートのパール入り塗料を利用しないといけません。
よって塗装は白サフを吹いて慣らしたあと、1コート目を数回、最後はまだ半乾きの時にパールコート吹きます。これで乾かした後に、再度数回パールコートを吹いたら、半乾きのままウレタンクリアを塗りました。なぜ半乾きで塗るか、というとクリア剥がれが起きるからです。ベース塗料とクリアが混ざれば足付けして塗ったのと同じ効果があるので、かなり密着します。
とは言え、素人が2コート塗装を缶スプレーで塗るなんて…と毎度思いますが、最悪後で全部剥がしてプロに任せりゃいいやと思っています。とにかく自分でやってみる事が大事!失敗も糧になります。
当然DIYなので完全自己責任でお願い致します。私は何があっても関知しません。自信が無ければ本物を購入してプロに取り付けを頼むべきだと私は思います。この記事を読んで失敗しても、私は全く責任をとりませんのであしからず。プロへの支払いは安心と保険を買うものだと認識しましょう。
こんな感じで揃えました。
塗装方法は適度にぐぐってください(笑)
一番大事なのは最初の白サフとシリコンオフ(脱脂)です。これで段差やくぼみ、そういったモノを完璧に埋めてください。何度か塗り直しては耐水ペーパーで磨く、を繰り返します。この作業が最終クオリティの7割を占めます。ちなみにあと3割は梨肌にしないように塗る事です。
いきなり、パールまで塗りました(笑) とにかく焦らないで何度も根気よく塗ってください。焦って一気に塗ろうとすると絶対垂れます。また、1コート目を塗る前にもきっちりシリコンオフで脱脂してください。
自分は少しずつ吹くたびに、ボカシ剤をぱらっと吹きます。これが塗料をうまく溶かしてくれるのでダマになりにくくなりますね。
これがウレタンクリアを吹いたあとです。左側のは上下で差がわかりますね。上はクリア前、下はクリア吹いた後です。
右側の写真はよりわかりやすいと思いますが、左がクリア前・右がクリア吹いた後です。磨く前でもこれだけの艶が出ます。このクリアも当然少し吹いてはボカシ剤を吹いて乾かし、完全に乾ききる前にクリアを…とひたすら続けます。
とにかく焦らずに一気に塗らない事!!!
です。
磨いた。
と言っても最初は耐水ペーパー1000番からスタートです。1000,1500,2000,3000と磨いたら、液体コンパウンドで仕上げまで磨いていきます。
缶スプレーでこれだけ艶が出ればいいと思います。どうせ場所的にすぐ擦りますし(笑)
最終系
先日購入して余った “デッドニングシート” を底面に貼りました。段差でこすった時の防御かつ割れ防止です。底面なので絶対見えませんし、厚みがあって両面テープも凄まじい厚さなので保護に役立つと思います。たぶん。
取り付け方法は至って簡単。タイヤを外す必要すらありませんが、自分は持ち上げてタイヤ外しました。ホイールハウス側はネジ止めが必要なのでタイヤがついていると邪魔なのです。で、底面も含めて全てネジ止めでした。
で、ただネジ止めだけだと隙間や密着率が乏しい…という訳で、バンパーと接する所は全て 3M ハイタック9716 で縁取りしました。
この両面接着テープは純正ディーラーでも使われている程、耐久性も粘着力も高いモノなのでオススメです。勿論、粘着テープを取り付ける時は、シリコンオフで脱脂しましょう。
完成!
こんな感じになりました!中央が凹んでいるので、エアロダイナミクス的にも良いですし、最初に言った立体駐車場の真ん中の膨らみでも問題ありませんでした。この車は3cmほど車高を落としているので、見た目も好みになりました。
素人塗装&素人取り付けでこれだけできれば上等だと思います。プロに頼むと塗装だけで2,3万円掛かりますしね。自分で作るDIYの楽しみって大事だと思います。