古城ホテル 旅行記 オーストリア編 – Schlosshotel Matzen –

お城に泊まりたい。

城に泊まる。コレほど甘美な言葉も早々無いと思います。だってお城です。一国一城と言われる城です。数百年前ならば、滞在許可を頂くだけでも至難の業。そもそも私の様な一般人には許可すら降りることはなかったでしょう…

しかしそれも今は昔。既にお城は維持するだけでも莫大な費用が掛かり、その為に一般客へ開放してホテルにしようという試みがヨーロッパ各国で行われているそうです。勿論、有名所は無理ですが地方のお城はやはり修繕費等が厳しいのか、廃れないようにするのが必死らしいです。聞いた話ですが。

という訳で、古城ホテルの魅力とその滞在方法、旅行記として纏めたいと思います。これを見て、「城に泊まってみたい!」と思って頂ける方が増えれば良いと思います。

ちなみにこれ、当然全部自腹です。

宣伝しても何の意味も無いんですが、こんな世界もあるんだなぁ位の読み物として読んで頂ければ幸いです。願わくば、中途中途にあるアマゾンリンクを踏んで頂ければ雀の涙程のポイントが頂けるので、次回のネタの費用にさせて頂ければと思います。

現地についた。

Schlosshotel Matzen 場所はこちら。Googleマップでもカタカナ表記だし…予約サイト直結だし…という訳で予約難易度は非常に簡単です。ぶっちゃけ、Hotels.com でも Booking.com でもどこでも予約可能です。



まさに城。高台に聳え立つ姿は圧巻。マツェン城は12世紀にロマネスク様式で建てられたそうです。1167年には既に文献に残っているそうです。その後、所有者は点々とし、その間にも様々な改築や増築が行われたとの事。詳しいお話は割愛しますが、850年前の文化に触れる事ができるのは本当に嬉しい限りですね。



城の内部。中央に吹き抜けの場所があり、井戸があったり人が集まる場所がありました。

お部屋に到着



自分が泊まった部屋はジュニアスイートです。1泊320ユーロ、だいたい3.88万円です。ここまで来たらやっぱり貴族の生活が味わえないと意味が無いと思います。ケチケチしないで奮発しました。

部屋は60㎡程度で、大きなバスタブとは別にシャワールームもあります。家具は勿論当時のモノをそのまま使っているそうです。もうこれだけで大満足というか、何とも言えない気分になります。



バスルームがこちら。とにかく広いわ、トイレと化粧台は並んで2つあるわ…もはやよく判りません(笑) ただここで入ったお風呂は格別でした。ちょうど湯船から外の景色が見えるんです。のどかな山々が広がっていました。

城内を探索



お城の中を探索します。それ程広くは無いので散歩にはうってつけでした。あの塔には幽閉されていた人がいたのかなぁ…とか色々と思い馳せました。

車で少し走ればスーパーマーケット有り



車で少し走れば、SPARというスーパーがあります。ここで食料を調達してホテルで食べても良いと思います。ただホテルにはレストランが併設されているので、せっかくのオーストリア料理を堪能するのもまた一興だと思います。



息を飲むような美しさです。正面に見えるのは、ブランデンベルガー・アルペン山です。

更に城を探索



更に探索を続けます。こちらが食堂。趣がありますね。



食堂から階段を登ると、塔に辿り着きました。この横を登っていくと石が敷かれた広場へと出ました。この重厚感ある扉といい、明らかに銃眼と思しき隙間があったりと、戦時中の事が目に浮かびます。本当にリアルに、ここで戦争が起こっていたんです。当然亡くなった方もいるでしょう。そんな事を思いながら、更に散策をします。



塔は現在エステ店として使われていました(笑) 有効活用されていますね。庭園あり、庭があり、本当にお城だ…という陳腐な感想しか言えませんでした。雰囲気を文字にするって凄まじく難しいんですよ。

夕食はホテル脇のレストランで



夕食はお城のすぐ脇にあるお店、”gul-matzen” へ。天気が良ければオープンテラスでの食事も可能です。ただここのメニューは英語表記が無かったので、結構苦労しました(笑) お店は全体的に暗く、テーブルにおいてあるローソクの間接照明だけです。とても雰囲気があって良かったです。勿論注文はオーストリア郷土料理。地元の料理を食べ歩くのが大好きなんです。食べる事が趣味(笑)

ただ料金は若干お高めでした。

夜の城は是非見て欲しい



食事が終わる頃には、どっぷりと陽も暮れて城が新たな表情を出し始めました。至る所に間接照明があり、異国情緒漂う世界へと誘われます。特に入り口は今でも当時から使っている木と鉄を組み合わせた閂の扉、これが滅茶苦茶かっこいいんです。重さも半端無いので、戦争の時には閉めて防衛に使っていたのかな?とか色々思いながら探索しました。若干の怖さがあるのも、やはりそこに歴史を感じるからでしょうか。

ちなみに、入り口までの石畳は馬車とかで訪問するようになだらかになっていました。駐車場まで歩くと結構な距離です。

言い忘れましたがここは駐車場が結構あるので、是非レンタカーで来て欲しいと思います。アルプスの山々を抜け、見えてくる城の姿は一見の価値があります。(私は道を間違えてアルプスの山頂を目指してしまいましたが)

この日はこのまま疲れてしまったので、趣のある古いベッドで寝ました。古いとは言えマットレスはとても柔らかく包み込んでくれたので、とてもよく眠れました。

バイキング形式のモーニング



翌日、モーニングはこちらで食べる事ができます。軽いバイキング形式ですが、味は普通に美味しかったです。彫刻や芸術品に包まれて食べる朝食も、オツなものだと思います。

古城ホテルはその歴史にあるストーリーを感じながら泊まる事ができる、素晴らしい体験だと思います。是非、欧州へ行かれた際には検討してみてはいかがでしょうか。

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