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XP TabletPC2005 インストール記

実際のタイトルは、Windows XP Tablet PC Edition 2005 MSDN だそうです。8/25に公開されたばかりのOS。どこかでは、すでに萌え擬人化されてそうですが、それはさておき。Panerina持ちの私としては、気になるわけでとりあえずインストールしてみた記録です。



お馴染みのインストール画面


ひとまず3GBを割り当ててみました。


このへんはいつも通りです。


Tablet PCだからといってベースはXP Professional。
インストール上はまったく変化ありません。


相変わらず、奇妙な残り時間を示します。

こんな感じでこともなげに終了。インストール上で特筆すべき点はひとつもありませんでした。
XPのインストールで手間取る機種は、やっぱり手間取ると思います。



お!何か変わりました。
ログイン画面にはこの様なバーチャルキーボードが表示されるようです。
今回はインストール最初の起動なのでこんな感じに表示されています。
何かが渦を巻いてますが、?マークです。つまりFAQです。


コンピューターの保護。
これを見る限り、Windows XP Professional SP2がベースのようです。
普通のXPにSP2を当ててもこの様なセキュリティセンターというものがインストールされます。
ま、言ってしまえば「ファイヤーウォール入れた?」「ウイルス対策ソフトいれた?」
っていうような、小学生のお出かけ前のお母さん的な機能です。
後で切れるので、推奨のままでいいかと。


初のログイン画面。
XPそのままですが、常駐物にセキュリティセンターが加わっています。


しばらくするとチュートリアルが表示されます。XPのツアーみたいなものと言えばわかるでしょうか。
ツアーなくなったんだラッキー・・・と思ったら後で表示されてくれやがりました。


クイックリンクにあるアイコンをクリックするとでるバーチャルキーボード。
前はユーザー補助の中にあったやつですね。今回、すばらしくバージョンアップしています。
左のJPの上に3つ程アイコンがありますが、ここでモードを切り替えると手書き入力の画面に行きます。
この認識率、かなりよくなっていて「認識率アップ!」と手書き入力したら、一発で変換してくれました。

ここまでの感触は・・・重てぇ!です。
初期状態なので、素晴らしく色々な機能が呼び出されているんだと思いますが、それにしても重い。IMEだけで手書き入力モジュールに音声認識モジュール、ナチュラルなんとかって・・・もー大変。他にもSP2で強化されたセキュリティ関係も輪をかけて重くしているようです。
初期状態のまま使うのは絶対に止めたほうがいいと思います。



いつものようにLUNAを外してクラシックモードにします。画面はシステムのプロパティ。
システムで確認すると、Windows XP Tablet PC Edition 2005 ver 2002 Service Pack 2 と一息で言うのもキツい表示がされています。

ここでカンのいい人はあれっ?って思うと思います。実はPanerinaにはインストールしていません。
適当なPen4マシンに Microsoft VirtualPC 2004 をつっこんで、その上で動かしています。
Panerina自体にXPはインストールできるので、TP Edition 2005 もインストール自体はできると思います。
ちなみに 2.4GHzに128MBのメモリ割り当てなので、スワップに飛びまくりで強烈に重たいです。


自動更新もこんな感じに。強制的にインストールさせるように変更されています。
・・・罠パッチ、じゃなくてある日突然パッチのせいでアプリが動かなくなる可能性がありますね。
他の項目はXP標準のままです。


SP2の目玉?セキュリティセンター!通称おせっかい母ちゃん機能。
わかる人にとっちゃ邪魔でしかない機能ですが、初心者なんかにはいいかも知れませんね。
ただ、「ウイルス対策」って・・・ソフトがみつかんないよ!って言われてもね。対象が初心者向けなら、簡易版でもいいから何か入れて欲しいなって思いました。
そもそも初心者はウイルス自体の存在は知っていても、どうしていいかわかんないわけだし。


Tablet PCに標準でインストールされるツール。


手書きメモの付箋紙ですね。付箋紙といいながら、マイクつなげると録音もできるみたいです。
WindowsCEみたいな小型のでマイク内臓してたりすると便利かも。会議メモとか簡単に取れるし。


もういっこのツール、Windows Journal。いっちゃえば大学ノートか日記帳。蛍光ペンとかついていて楽しいです。
でも、これってどんな用途を目的につけたんだろうか。ノート代わりにするのはちと無理でしょうし。
・ ω ・ もそう思っています。


この状況でメモリの使用量を確認。170MB使用。おーまいごっと。
LUNAが動いた状態で、セキュリティとかバンバンやったら256MBメモリでも相当キツいのでは?
TabletPCって基本的に装備貧弱だよね。そんなのにメモリ大量にないとキツいソフトってのは辛いんでない?
いくら一般販売無しのMSDNのみとは言え、これって使ってもらえないような気がする。
むしろ、Win2000に手書き認識のいい部分だけ欲しいと思う。


ネットにつないでWindows Updateしてみる。おおっ、v5になってる!(笑)
普段は2000なので新鮮といえば新鮮。そのうち見慣れてどうでもよくなって、トラブルが起きるとムカつく画面に早変わり(笑)
初期状態で更新できるファイルは2つ。そのうちのひとつが郵便番号の更新なんだけど・・・そんくらいパッチ当てとけ。


日本語入力関係。Tablet PC用にいくつか追加要素があり。インストール直後はNatural Input 2002 ver. 8.1になっている。
音声・手書き系が追加されたIME2002って感じかな?


コントロールパネル。基本的にXP SP2にタブレット部分の追加のみ。これ、Panerinaをデフォで認識してくれたらすごくありがたい。
グンゼドライバを入れなくてもいいし、縦横のキャリブレーションも非常に簡単にできるようだ。

他、ワイヤレスネットワークウィザード等はSP2で追加される要素。SP2は多少色々と手を加えられているみたいですね。
にしても、セキュリティセンターのアレ。縦にしてはデザイン悪いなぁ・・・また擬人化の人のネタにされるのだろうか(ぇ


いらないサービスと環境設定ツールを駆使して使用メモリはこんなもん。
これならギリで256MBタブレットPCでもいけるかな?でも、ここに実質LordRunなりツールが入ってくるわけだから・・・快適に使うのは難しいかも。

とまあ、駆け足で説明しました。
結論としては、無理してインストールしなくてもいいんじゃない?です。何が凄いって目玉もないし、あるとすればログイン画面でバーチャルキーボードがでて、ログインパスワードが打てるくらい。
でも、これって普通タブPCを使う人は自動ログインにしちゃうし、最悪USBキーボードでも持っているよね?
手書き入力の認識率には驚いたけど、使うかって言われたら微妙だし、類似ツールは存在するし。
バーチャルキーボードもでかすきで、画面の1/3を占拠されちゃたまんないっす。SVGAの画面にこれじゃ使えないですよ。
というわけで、今のWin2000のままでいいかなって思いました。

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