当然DIYなので完全自己責任でお願い致します。私は何があっても関知しません。当然ですが機材が壊れる可能性もあります。作業には十分注意して行ってください。当然当方は一切の責任を負いません。
あと、質問は一切受付ません。コメント頂いてもシカトします。予めご容赦ください。適当にググれば他機種で細かく書いてある所がありますし。
MIUI14 も root 化可能 & TWRPも使えるようになったよ!
Xiaomi 11T Pro 購入しました! SG版
この記事がアクセスカウントの上位に来ていました(デジャブ)
という訳で、boot.img にパッチを当ててroot化します。
前回同様に boot.img にパッチを当てる
boot.img に Magisk パッチを当てて作ります。
と作業しようと思ったら海外で先人様が作ってあったので、それをさくっと流用しちゃいます。
前回も書きましたが、フォントだけ変えたいなら、root化は必要ありません。追加設定で地域を「インド」にして、テーマからフォントをインストールすれば良いです。インストールするフォントは「Mejiro」です。日本人が作られていて、MIUI公式のテーマにアップロードされています。とても見やすいフォントで、怪しげな中華フォントとおさらばできます。
設定の「ディスプレイ」から「フォント」の項目を見ると、インストールされているフォント一覧が見えるようになります。
国を「日本」にしていると、この項目は表示されません。← 酷い仕様。だからソフト屋としての Xiaomi は信用できない。
まずは boot.img を用意する。
Xiaomi Mi11T Pro に Magisk を導入するために必要な環境は以下の通り。
- ADB環境(パソコンにインストール済み) Fastboot必須
- 上記の上で、Xiaomi USBドライバーがインストール済み
- Xiaomi Mi11T Pro が Boot Loader Unlock 済み
- 現在使用しているファームウェアと同じバージョンの boot.img ファイルを用意する
ここから Magisk.apk (v25.2) をインストールして、boot.img にパッチを当てたあとに、fastboot から boot.img を焼けば終わり。
以上です。かなり適当に書いていますが、この位で理解できない方は絶対に作業しないでください。高い文鎮ができあがります。
パッチ済みの boot.img ファイルはこちら (信頼できないようなら自分で作ってね)
MIUI global V14.0.1.0.TKDMIXM Beta安定版
https://mega.nz/file/fWpRwQxZ#WAM9rDDIsvMOedKQilORvfg-qjUtSV8eVYffrK3-7hU
※ この boot.img は Global 版ROM用です。日本語版とはファームウェアが異なります。
日本バージョンをご購入された方は、Magiskを利用してご自身で作成された方が良いと思います。
コマンドはこんな感じ。
fastboot.exe flash boot boot.img
まずは MIUI14 へアップデート

まずはアップデートです。ちなみにアップデートがうまくできないよーって人は、「開発者向けオプション」から「画面をロックしない」をオンにして、充電しながらやってみてください。このアップデートツール、ダウンロード中にスリープになると、ダウンロードが止まるんですよ。バックグラウンドではダウンロードできない事が多いんで、上記のような風にするか、直接アップデートファイルをダウンロードしてファイルからアップデートしてください。
fastbootモードで起動して、boot.img を焼いてみましょう。

はい、無事に root 化されましたね。問題無く動作しているようです。
(2023/02/28) 現在、愛用していた magisk-module-mejiro-fontPublic v18 をイントールしていると、ブートループに入ります。v19で対応されたようですが、Magisk Canary 25207 (debug) で対応したようですが、Magisk Release を待ちたいと思います。

ちなみに一部アプリは、Magisk の名前を検索して拒否しているものもあるようなので、Magisk の名前を設定から変えておきましょう。同時に MagiskHide も使っておけば、ほぼ検知される事はありません。

当然 root 化されていたら使えない銀行アプリも、問題無く使えています。画像は色々と加工していますが、個人情報なんでごめんなさいね(笑)
ワンタイムパスワード系も root 化していても問題無く動作します。
というわけでー…
root化もできたので、自由自在に弄れそうです。
Safetynet 通過
Root 化した端末ですが、SafetyNet。最近の Magisk だチェックする方法は無いので、YASNACを利用しています。とりあえず以前の対応方法で通過できているようです。(Gpay が起動できる)
- Magisk インストール (完了済み)
- (Magisk で) Zygisk – LSPosed 1.8.6 をインストール
- (Magisk で) Universal SafetyNet Fix v2.4.0-MOD1.2 をインストール (2023/02/28 現在)
上記の手順が必要です。
Zygisk – LSPosed と Universal SafetyNet Fix v2.4.0-MOD1.2 は Magisk からインストール可能です。どちらもリンクを辿ってzipをダウンロードしてください。


全てインストールが完了し、YASNACでもPassになりました。ただ、これは本当にいたちごっこなのでいつまた使えなくなるか解りません。

VISAタッチ(NFC)もVPointタッチも普通に使えるようになりました。
(余談) TWRPの起動方法
このへんから、twrp-3.7.0_12-v7.2_A12-vili-skkk.img をダウンロードしてください。そしたら twrp.img にリネーム(しなくてもいいけど便宜上)して、fastboot.exe と同じ場所に置きます。
fastboot.exe boot twrp.img
これでTWRPが起動します。TWRPが起動できれば、Magiskのモジュールを消す事もできるので、ブートループを回避できます。/data/adb/modules 以下に Magisk モジュールがあるので、これをフォルダごと削除すれば大丈夫です。(mejiro v18 でブートループした際、これを削除したら起動した)
たまたまxiomiのフォントの記事を見つけて、助かりました。ありがとう!
>匿名様
こんな記事でも御役に立てて何よりです!
たまたま記事を見かけたので、質問します。
Xiaomi 11T Pro JP版を持ってますが、root化が出来る事は分かりましたが、グローバル版のROMをインストールした際に、Magiskのfelicaモジュールは、何処かにあるのでしょうかあるのでしょうか?
masaki様
ご返信遅れて申し訳ございません。
https://github.com/soralis0912/magisk-module-vili-jp-felica/releases
おそらくこちらのモジュールでお財布携帯が利用できると思いますが、自己責任でお願い致します。
(自分はJPではなくGlobalモデルなので…)
SafetyNetを通す作業は別途、FeliCaメモリは未利用にしてから導入してください。