前フリ
LED交換ネタは色々な所に溢れている上に、交換手順に至ってはオーナーズマニュアルにすら書かれているので珍しいものではありません。が、まぁとりあえずやってみたので記録程度に(笑)
バックランプ LED交換

S60はトランク側にバックランプLEDがついています。手順は以下の通り
- カバーを外す
- 反時計回り(だったかな?)に回してバルブを外す
- 電球を押しながら反時計回り(だったかな?)に回すと外れます。
- 逆の手順で取付
以上です。何も問題が無ければ5分掛からないでしょう。

これがバルブです。捻って外します。

バルブが出てきました。最初はただ引っこ抜くだけだと思いましたが、押しながらひねるというアクロバティックな方法で外すことができます。まぁこれ、オーナーズマニュアルに書いてあるんですがね(笑) <- 読んでなかった

交換後のバックランプLED。やっぱりキリっとして明るいので素晴らしいです。自分はこちらの安い中国製のものを使いました。
テールランプ内部のウインカーLED化

テールランプの近くの内張りを剥がします。引っ張れば取れます。すると、こんな感じでユニットが一体型となっているのが判ると思います。
この赤い矢印の部分をつまんでください。すると引っかかっている部分が外れますので、そのまま引き出せば傷つけることなく外せるはずです。

こんな感じで引っ張れば抜けます。電球も丸見えなので交換は簡単ですね。ただ注意しないといけないのは、ウインカーLEDはそのままだとハイフラッシャー現象が置きます。LEDは電球より消費電力が少ないので、それを同容量にしてあげる必要があります。
一般的には配線にハイフラッシャー対応の抵抗を組み込むか、対応しているLEDを取付します。自分は評判を見てフィリップス製のものにしました。これ、中華製の安物は凄まじく熱を持ちます。200℃を超えるという話もある位です。フィリップス製のものは比較的温度が低いので、燃えない様にする為の保険としてこちらを使いました。ウインカーはPY21Wなので、それを購入しています。
ライセンスランプをLED化する

何のこともありません。トルクスネジで止まっているだけなので、外してちょっと端をほじれば出てきます。電球も引っこ抜いて、代わりのLEDを押し込むだけ。勿論向きには気をつけてください。逆につけるとトランク側を光らせるだけになります(笑)
フロントウインカーのLED化
簡単に言うとヘッドライトユニットを少し取り外して、脇からウインカーバルブを捻って外して付け替えるだけです。ヘッドライトユニットの取り外し方法もオーナーズマニュアルに載っています。留め具の棒を2本引っこ抜くだけです。とても簡単で慣れれば5分で外せます。

外した所です。簡単な仕様ですね。ただこの電球を引っこ抜く際には最新の注意を払いましょう。中で端子が曲がっていて、その曲がりでバルブ側の端子を押し付けます。無理に引っ張ると、この端子が折れます。というか、折りました。。

ちなみに折って使えなくなった時の型番はこちら…だと思います。そんなに高いものでは無いので安心。

中を見るとこんな感じです。ユニットにPWY24W入れろって書いてありますね。
ちなみに自分は対策をしてコレを使いましたが、海外の「No OBD Error Canbus」と「ハイフラッシャー対策」はだいたい嘘なので信じてはいけません(笑) コレも見事に OBDエラー 出てディーラーへ連絡しますか?と表示されました。更にコレ、端子のはんだ付けがとても適当で取付したあとに取り外すと、バリでバルブ受け側の端子を壊します。気をつけましょう。
ハイフラッシャー対策されているのはこちら。しまりす堂さんのLEDはvolvoで動作検証しているので、ちょっとお高いですが利用する価値はあると思います。キャンセラーが別途必要無いのはポイント高いですね。これはリアの話ですが。
比較的満足度が高い上に、結構簡単に交換できるのでトライしてみてはいかがでしょうか。ただ、バブルを抜いた時にエンジンを掛けたりするとダイアグにエラーコードが残りますから注意しましょう。
[2020/04/06 補足]
このワーニングキャンセラーですが、み●カラ等で調べると熱を持ちにくいフィリップスのワーニングキャンセラーをよく勧めている人達がいます。自分もそれらを参考にフィリップスのを購入したのですが、結果として球切れ警告を防ぐ事はできませんでした。(最初は球切れ警告がでなくても直ぐに警告表示される)
LEDとの相性もあるのでしょうが、世の中に大半出回っている中華製LEDは使用電力な事が多いようです。フィリップスのワーニングキャンセラーは抵抗値が11Ω程度らしく、これだと消費電力的に閾値を超えられずに球切れ警告が出ます。ただハイフラにはならないので、警告が出続ける事をヨシとするのであれば良いのですが、厄介です。
自分はまず冷却ありきで考えて、確実に冷やせる所への設置する事で6Ωの中華ワーニングキャンセラーを採用する事にしました。あとは故障率が高い事も考えて、ワーニングキャンセラー部分をギボシ化して、壊れたらヘッドライトユニットやテールライトユニットを取り外さなくても、ギボシを外すだけで簡単に取り替えられるようにしました。その方が効率的ですしコスパも優れていると思います。
このよくあるオレンジの中華製ワーニングキャンセラーで球切れ警告は出ません。ただ、先程も言ったようにそれなりに熱は持ちます。フレームや鉄板等の確実に熱が伝わる所へ設置し、かつ配線類が絶対にキャンセラーへ触れないようにする加工をしてください。
最悪燃えますので。