ボルボのリアって凄く腰高に見えます。流行りの言葉で言うと、レーキ角がついているように見えるというか、何というか。元々車高も高いのでリアが随分浮いているように見えるのです。
で、リアバンパーを交換?というと、種類もほぼ無くどうにもなりません。という訳でこれまた最近流行りのリアディフューザーを付けてみました。勿論専用品なんて無いので汎用品です。
リアバンパー下には樹脂カバーがついている為、ここに穴を開ければ簡単に付きそうです。
という訳で用意したのはコレ。汎用のリアアンダーディフューザー。台湾製で\1,250なり。アマゾンでも似たようなものが安く売っています。ここ端折りましたが、全体をラバーペイントで塗装して純正風に仕上げました。そこに取り付け穴を開けています。今回は純正風を目指したので、取り付けもスクリベットを利用してつけるようにしました。
まずはセンター出し。中央にマスキングテープを貼ります。
ディフューザーの中央と合わせたら、一旦マスキングテープで仮止め。ここで位置決めをします。
付けては離れて見て何と無く違和感がない位置まで移動させます。これは完全に目分量です。ちゃんとセンターのはずなのに正位置にすると何か違和感があったりするので、最後に信じるのは自分の目です。
固定したらディフューザーに開けた穴からドリルを差し込んで、純正のアンダーカバーにドリルで穴あけをします。これをステップアップリーマーで広げていきます。(画像はディフューザーを取った所)
穴あけをしたら一旦スクリベットで仮固定します。
この位置から見ると随分浮いて見えますが、実際はここから覗き込む事はありません。
固定位置も問題が無ければ、シリコンオフでそれぞれ脱脂して両面テープを貼ります。(これはディフューザーについてきた)
しっかりと圧着して、スクリベットで全ての穴を固定していきます。脱落防止の為、一部は車体側の硬い所とワイヤーで固定しています。写真では見えませんが一番力の掛かる全面左右端をワイヤー固定しました。
このスクリベットは純正でも使われているので強度や耐久性は問題無いと思います。そもそも熱源からは遠いので、余程の事がなければ取れたりはしないでしょう。リベットで止めた訳でも無いので交換したければ、ネジ回しで外せば良いだけです。派手では無く純正風にしたかったので、これで良いかと。
この位置からだと段差が強調されちゃいますね。実際はそれ程目立つ訳でも無く、かと言って存在感が無い訳でも無く純正でこんなんついてるのねー、位にしか見えません。
効果?常用速度でこの程度のディフューザーが効くとは到底思えません(笑) やるならもっと車体中央から整流してあげないと意味が無いですし、もっとリアで跳ね上げないとダウンフォースも生み出さないでしょう。出口でちょろっとやった所で、これを体感できる人はほぼいないと思います。よってこれは完全に自己満です。
そもそもリアのエアロを弄ってダウンフォースが欲しいなら、羽根(GTウイング)でも付ければ事足りますし。選択肢の無い車でも、自分なりに弄って楽しむ位が丁度いいと思います。
サイドステップも増量したいんだけれど、こちらもほぼ選択肢が無いんですよね…とは言え、ゴム貼った格安チューンはちょっと合わないので考えものです。