コンテンツへスキップ
ホーム » Volvo ボルボ S60 D4 MY16 サイドミラーウインカー交換(ついでにミラー下もLED化)

Volvo ボルボ S60 D4 MY16 サイドミラーウインカー交換(ついでにミラー下もLED化)

言っときますが車検非対応です

当然DIYなので完全自己責任でお願い致します。私は何があっても関知しません。自信が無ければ本物を購入してプロに取り付けを頼むべきだと私は思います。この記事を読んで失敗しても、私は全く責任をとりませんのであしからず。プロへの支払いは安心と保険を買うものだと認識しましょう。

2X LED Sequential Dynamic side mirror blinker Light Turn Signal Lamp For Volvo S60 (Aliexpress)

これ。流れるウインカーというヤツですね。最近は投げ売りしているので、2個1,000円程度と破格です。何で車検非対応のこんなもんをつける事になったかというと…高速走行中に石が飛んできて純正が割れたから、です。なので、仕方なく簡単に入手できたコレでとりあえずの応急処置です。

水の侵入防止と方向指示器がついていない事の方がデメリットを上回るので、純正品が入手できるまでの代替品として使います。

なんで車検非対応なの?

ちなみに純正でシーケンシャルドアミラーウインカーは存在します。日産のオーラがそれ。まず車検についてですが、条件は以下の通り。

  • LEDの点灯は水平方向に内側から外側に向かって点灯すること。垂直方向は認められない
  • LEDは点灯後、全てのLEDが点灯するまで点灯し続けること。たとえば、電球が1,2,3,4,5とあった場合に、1が点灯したら2,3,4,5と全てが点灯するまで1つも消灯してはならず、全て点灯した段階で、今度は同時に消灯するのでなければならない
  • 点滅周期は毎分60回以上120回以下の一定の周期で点滅すること。またこの点滅周期は車の前・後・ミラー部などの全てのウインカーがシンクロしなければならない
  • LEDの流れ方は左右対称であること

中華製のシーケンシャルドアミラーウインカーはこの3番目「点滅周期は車の前・後・ミラー部などの全てのウインカーがシンクロしなければならない」に違反します。え?同時についてるじゃんと思いがちですが、シーケンシャルウインカーは一番最初、内側から流れてくるのですが第一LEDが点灯した時にはサイドミラーの背後から、ウインカーが点いていると認識できません。ほんの少し遅れて見えるようにはなりますが、それだと「全てのウインカーは同期して点灯した」事にはならないのです。

じゃあ日産のオーラはどうやってそれをクリアしているのか?

よく見ると、流れるウインカーの一番外側。前後左右から見える頂点のあたりに別のLEDが埋め込んであり、これが他のウインカー同様に最初から点灯します。その後、シーケンシャルが後追いして点く訳です。よく考えてますね。逆にいえば中華製のものも殻割りして一番外側にLEDを埋め込めば車検には通りますが、ディーラーで車検を受けようとするとどうせ純正に戻さない限り車検は受けられないので、改造するだけ損です。ユーザー車検ならいいかもですけれどね。とは言え、試験官にオーラの例を出して云々説明するのは非常に手間でしょう。交換自体は慣れれば10分でできるので、都度戻せばいいような気がします。

殻割り

まずはミラーカバーを外さなければいけません。

この位置に内張り剥がしを当ててくいっとこじ開けます。

厚みがあるので簡単に外せます。ちなみに始めて知ったのですが、ミラーヒーターがついてました。端子2本が挿さっているだけなので簡単に外せます。次にカバーの外し方です。これはコツがいります。

この白い所にボールペンのような円筒のモノを突っ込んで押します。カバーはここで止まっているので、ここを押す事でミラーとカバーの間に隙間ができます。その隙間に内張り剥がしを差し込んでいって少しずつ剥がすというイメージです。

開けるとこんな感じ。さっきの四角い穴は左図の矢印付近です。ここまでくればあとは簡単。右図の位置で固定されているので、ここを押しながらウインカー部分を持ち上げれば取れます。電源コネクタも1箇所だけなので、迷うことは無いでしょう。ただ中華LEDウインカーは型次第で作りも雑だったりするので、うまく位置合わせしないと取り付けできない場合があります。

設置するとこんな感じです。スモーク化(なぜ?)されていたのですが、日中見ても結構明るいので視認性には問題無いと思います。但し当然車検非対応です。

せっかく殻割りしたのでミラー下ライトも交換

ボルボにはアプローチライトなる機能もついています。リモコンキーのライトマークを押すと(設定されていれば)、ボディの様々なライトが点きます。夜、駐車した場所がわからなくなったりする時に押すと便利な機能です。その時に、ミラー下についているライトも点灯します。

これはT10タイプの電球だったので、殻割りしたついでにLEDに交換してしまいます。交換したものはこれ。キャンセラー内蔵の無極性タイプ。無極性じゃないと点灯確認が面倒なので。

写真を取り忘れたので参考リンクを貼ります。

ドアミラーウェルカムランプLED化

この下側の所にマイナスドライバーか細い内張り剥がしを差し込めば簡単に外れます。

ここを押すんですね。押せば勝手に外れてくれます。

LEDを用意して…ただカバーに挿さっているだけなので、引っ張れば引っこ抜けます。簡単。

アプローチライトを点灯した所。かなり明るくなりましたが、実際はカバーもつくのでそれほどでもありません。あとLEDのせいなのか、カバーのせいなのか。ちらちら青っぽい点々が出るのですがほぼ気にならないので放置しました。

純正より明るくはなったので、夜にモノを落としたりした際にはとても役立つでしょう。こちらは車検と関係無いので純正戻しする必要はありません。

簡単な作業でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください