定番すぎる自己満足ネタ
インテークパイプに断熱テープを貼るというお約束?な自己満足ネタです。断熱する事で吸気温度が下がり酸素密度が上がるので性能アップ!とか。ここでメーカーの謳い文句を書いてみましょう。
- エンジンルーム内への放熱をシャットアウトし吸気温度、水温、油温を下げエンジンパワーの向上につながります
- 熱に弱い部品に巻きつけだけで放熱を抑制できます。熱害から各種パーツを守ります。
- 鮮やかなゴールドなので、ドレスアップの効果も期待できます。
- インマニ、フロントパイプ、吸気管など高熱を抑制したい場所に適用します。汎用品なので、車種を問わず、バイクと車などに対応できます。
正直、これはかなり懐疑的だと自分は思います。この程度で性能が上がったり燃費が上がるなら、そもそもメーカーがやっています(笑)
でも見た目の満足度はかなり高いですし、最近の樹脂パーツを熱害から守るという意味ではとても有りだと思います。あと、ボルボのインテークパイプはエンジンの真裏という何とも言えない場所なので、熱害対策がメインで。かつ吸気温度が下がれば”超ラッキー!”程度でやってみました。
インテークパイプを外す
インテークパイプは赤い線の所で止まっています。左と右はホースバンドで固定されています。7mmという嫌がらせみたいなナットを緩めれば外れます。
真ん中はホースクランプです。こちらも異様に硬いので頑張って外しましょう。ウオーターポンププライヤーで握力目一杯いれて外します。そしてこの裏側に台座がボルトで固定されているので、それも外します。
あとは引っこ抜くだけで簡単に取れます。取ったら内部を徹底的に洗浄します。パーツクリーナーを使い切る勢いで綺麗にしました。
いきなり貼り終わり
これ、別に特に語る事も無いので…
あえて言うとすれば、曲がり部分は半分に切って重ねて貼る位です。そうしないとどうしてもシワができてしまいます。エキゾーストパイプを溶接で作る時も、曲げる場所は細かく切って溶接していきますしね。
使ったテープはこちら。5cmかつ5mで999円。ちなみにギリギリでした(笑) 表面耐熱温度450度、最大断熱率80%だそうですがはてさて。
取付
うん、満足度は高いですね。この位置にパイプが通るのでエンジンの熱はモロに受けますし、熱害対策としては良いでしょう。たかが1,000円でかなりの視覚的な満足感は得られます。
ただ、大半はエンジンカバーで隠れますが。
こんな感じで隠れます。まー、チラ見してますし、何より対策は熱害なので良いでしょう。格安でできて、”何かよく判らんけどやった感じがする!“という意味ではとても良いと思いますね。
これで吸気温度が相当低下した!とかフィーリングが段違い!と言ってる方がいらっしゃったら、レーシングドライバーになるか病院に行く事をオススメします。吸気温度に関しては、パイプの中で熱を受けている時間なんてほぼ無いですし(空気は一瞬で通り過ぎる為)。エアクリボックスや毒キノコを断熱してエンジンルームの熱を吸わないように遮断するのとは訳が違うんで、当然こんな程度で体感はできません。特にターボなんてあっという間に吸い込まれますからね、この辺の空気。当然滞留してる訳が無いし、エキゾーストパイプと違って熱を発散している訳でも無いので。
でも何か綺麗になったからいいんです!
こういう90年代に流行ったやり方を現代の車でも応用できるってのは、とても面白いですね。1000円で楽しめるドヤ顔チューニングでした(笑)
余談ですが、ODB2で吸気温度を見ていますけれど全く変化無いです。まぁどこで吸気温度を取ってるか判らないのでボックス手前かも知れませんが。当然フィーリングの差も無いです。