VOLVO S60 D4 ボルボ 静音化計画??? その6 アイドリングストップキャンセル

アイドリングストップとは

雑に言うと停車時にエンジンを停止する機能です。メリットはガソリンの節約(燃費向上)、排気ガスの削減がメインだと思います。逆にデメリットは、バッテリー消耗劣化(もしくはその対応の為、高価なバッテリーが必須)、部品の消耗や劣化が早まる、と言われています。中にはアイドリングストップ中にエアコンも停止するという車両もあり、夏場にはとても嫌な機能です。

ボルボの場合エアコンは効くのですが、それ以上にエンジンが掛かる瞬間に車が揺れたりしてとにかく不快なんです。B型からはISGM(Integrated Starter Generator Module)という機能が付き、ベルト駆動するモーター機能付き発電機がついたのでノイズや振動が軽減されたようですが、D4シリーズにはそんなモジュールはありません。そもそもアイドリングストップ停止ボタンすら排除されています。V40ではあったボタンが、ご丁寧にもなくなってしまいました。そのせいで アイドリングストップ機能が切れず、結構ヤキモキしていたんですよね。

最近はアイドリングストップ機能は最近のトヨタ車から排除されています。理由は、「アイドリングストップ非装着の方が総合的に見てユーザーの負担と環境負荷が少ないと判断したため」という事らしいです。色々な方に聞いてみると、エンジンを掛けたら、真っ先にアイスト停止機能ボタンを押すというユーザーも少なくありません。自動停止という検索ワードの多さから見ても、邪魔だと思っているユーザーは多いようです。

ネットをさまよっていたら見つけた!

そんなボルボのディーゼル D4シリーズ はボタンすら無いので半ば諦めていたのですが、海外のサイトで見つけました。OBD2ポートに接続する事でアイドリングストップ機能を停止できるモジュールが販売されていたのです!!!!

Module v4.1 – Start/Stop function disable and remote close tailgate on VOLVO.
https://ebay.us/iVXppw

このモジュールは以下の機能を持っています。

  • アイドリングストップ機能を無効にします(スターターとバッテリーを摩耗から保護)
  • リモートキーフォブや室内ボタンからテールゲートを閉じることができるようになります。(パワーテールゲートオプション装着車のみ)
  • エンジン停止後のドアロック解除

対応車種は、
・MY2012-MY2017 V70とXC70
・MY2013-MY2018 XC60
・全てのV60シリーズ (MY2018以前?)
・全てのV40, V40CC
新型プラットフォームのSPA/CMA搭載車両でなければ利用できるようです。S60 D4は書いていなかったので問い合わせてみたところ、ちゃんと動作するよとお返事を頂いたので購入しました。3週間程でロシアから届きました。

開封

実にそっけない感じです(笑)
しかも蓋の取り付け逆だし…このあたりの雑さがロシアですね。

早速分解…という訳ではなく、車種別対応する必要があります。DIPスイッチを変更しなければならないので開封したのですが、基盤もケーブルもグルーガンで固定されていたはずなのに外れています。このあたりの雑さが(略)

とりあえず基盤が動き回るのはマズいので両面テープで固定し、ケーブルも遊びが無いように固定しました。

DIPスイッチはマニュアルのPDFの通りです。S60 D4の場合は、DIP1,2,3番の内を2番をONにします。他の車種は色々とありますが割愛。DIP4番がテールゲートクローズ機能のON・OFFです。S60はパワーテールゲートオプションが無いので、初期値のままほっておきました。

DIP5番がメインイベントのアイドリングストップ機能のオン・オフです。マニュアルによると、スイッチがONの位置にある場合、モジュールはアイドリングストップ機能の最後の状態を記憶し、次のエンジン始動時に前の位置に自動的に切り替わるようです。ただ、これはV40のようなアイドリングストップ機能のオン・オフボタンがついている時用の機能です。スイッチがOFFの場合は、エンジン始動時にアイドリングストップ機能はデフォルトで無効になります。V40やS60は、パネルにスタート/ストップ機能を無効にするボタンがないので、このDIPスイッチをOFFにしておく必要があります。

DIP6番はエンジン停止時にドアのロックを解除する機能だそうです。ONにする事でエンジンを切ると、自動でドアロックが解除されるようになります。OFFにするとドアロックは解除されません。自分は特に必要性が無いので、OFFにしました。どうせドアを開けようとすれば自動で全部のドアロックが解除されますし、エンジン停止して休んでいる時の防犯にもなりますしね。

車体への取付

当然DIYなので完全自己責任でお願い致します。私は何があっても関知しません。自信が無ければ本物を購入してプロに取り付けを頼むべきだと私は思います。この記事を読んで失敗しても、私は全く責任をとりませんのであしからず。プロへの支払いは安心と保険を買うものだと認識しましょう。

取り付けという程、仰々しいもんじゃありません。OBD2ポートに差すだけなのです。動作していれば、このLEDが赤く点灯します。通常であればLEDは点灯したままです。もしLEDが点滅している場合は、ドアを閉めて車をロックし、3分後に車のロックを解除し、ドアを開けてエンジンをかけてください。その後、再度エンジンを止め、再度エンジンをかけ、モジュールの動作を確認して欲しい、との事でした(サポート談)

自分のは普通に点灯したので問題無く動作したようです。ただこのコネクター。端子が太くて奥まで差さりません。最初はそのせいでうまく動作せず、かなりサポートとやりとりしました。軽く押し込んだらLEDが点灯しましたが、この端子の太さが2mm程あるので、奥まで差さらなかったのです。サポートの人も「奥まで差さらないけど動作するから安心して」と言われました。

動作確認

通常ではこのように、アイドリングストップは「利用可能」となるか、もしくは電圧が低かったり車が冷えていると、「利用不可」という表示になります。

そしてこのモジュールを差してエンジンを始動すると…

オフ!!!

になりました。この表示がオフになったのは初めて見ましたね。代車でV40を借りた際にアイストオン・オフボタンを押して以来です(笑)

これで機能的にアイドリングストップ機能はオフにできました。実走してみましたがエンジンは一度も停止しません。また、これを取り付けた所でのエラーは今の所出ていません。まだ長時間試していないので、それはこれから実験していきます。

という訳で念願のあのクソ忌々しいアイドリングストップが停止できたので、これで信号の度にエンジンの始動で嫌な振動を感じなくて済みます。あれ、信号で右左折時に横断歩道を歩いている方を待っているとエンジンが停止して、本当に嫌だったんですよね。こまめにエンジンを止めて燃費を稼いでいるのかも知れませんが、都内のような渋滞の多いところだとエンジンの始動は一番燃料を食いますし、カーボンも溜まりやすくなるし、本当に嫌だったのでこれで漸く解決して清々しい気分です。

万人にオススメはしませんが、こんな商品もあったよという紹介でした。

補足

このモジュールは、動作時に10~15mAを消費します。スリープモード時の消費電流は3mA以下です。
スリープモードは車がスリープ状態になってから数分後に入るそうです。3mA以下なのでバッテリーが上がる心配はほぼ無いと思いますが、それでも暗電流が流れているのでバッテリーがお疲れだったり、長い時間乗らないでいたりする場合には気をつけましょう。

とは言え、その場合にはコネクターを抜いておけばいいんですが(笑)

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