1年程経過しました。
前回は2021年9月に清掃をした、MAPセンサーとインテークマニホールド。今回はとりあえずMAPセンサーの汚れ具合を知りつつ、ここだけ清掃してあと2,000km走ったらオイル交換と同時にインテークマニホールドをがっつり清掃しようと思います。
作業開始

まずエンジンフードカバーを外します。で、真ん中の黒い網目みたいな所がインテークマニホールドです。

この右端にあるのが、吸気空気圧センサー。通称MAPセンサーというやつです。ちなみにこのMAPセンサーは
- S60 V60 (2011-2018)
- S80 (2007-)
- S90 V90 (2017-)
- V40 (2013-)
- V60 (2019-)
- V70 (2008-)
- XC70 (2008-)
- XC40
- XC60 (2018-)
- XC60 (-2017)
- XC90 (2016-)
と同じものなのでかなりの汎用品だと思います。海外だと50ユーロくらいで売られているので定期的に交換しても良いかもしれません。大気圧センサーが故障するとアイドリングが不安定になったり燃費が悪化します。特にディーゼルはカーボンが蓄積しやすいのでセンサーに異常が起こりやすいはずです。

今回の汚れ具合はこんな感じ。ECUを読み取るとカーボンの蓄積量が数値で見れるんですが、現在は4gと表示されていました。これが多いか少ないかはちょっと不明ですが、カーボンが蓄積されて良いことは余り無いと思うのでディーゼルに乗られている方はこまめに清掃した方がいいと思います。燃費にも影響しますしね。
ちなみにこの車両はAdBlue非対応車両ですが、まだ一度もDPF警告灯が点灯した事はありません。
洗浄開始

コンディショナーを吹き付けてみましたが、結構カーボンがセンサーにつきまくっていますね。。本当に蓄積容量4gか?!と思うレベル。

前回はこちらですが、前回より汚れているような…とは言えチューニング的には何も変えていないんですけれどね。あ、途中でモリブデン突っ込んだくらいでしょうかね。軽油の添加剤は一貫して、ディーゼルウエポンなのでそれが原因とは思えません。オイル交換もだいたい同じ周期で7,000kmくらいですし。
今回はホールへの吹付けはしないので、エンジン空ぶかしによる清掃はしません。これをするとオイル交換しないといけないので、今度1,000kmほど走ったら夏本番前に交換します。
多少漏れますが気にしないで一気に全量吹きました。
完了
とりあえずセンサーに溜まったカーボンは除去できたので、こういった定期的なメンテナンスは大事だと思います。ディーゼルは特にその傾向が強いので、自分で定期的にメンテナンスする方以外にはオススメできませんね。例えば、タイヤの内圧っていつ確認したっけな…?みたいな方は絶対にトラブるので、止めた方がいいと思います。良くも悪くも手が掛かります…