※ この作業ではHDDが全て消去されます!既存で利用している ReadyNAS Ultra では絶対に行わない事!
※ 作業をするのであれば、全てをバックアップしてから作業してください!
※ 一切の責任は負いませんので、各自のご判断で作業してください!
ReadyNAS Ultra 系のファームウエアは公式上、4.2.30 で止まっています。それを6.x系にアップデートする方法です。実際に作業をしてみました。
対応機種は以下の通り。
ReadyNAS 2100v2
ReadyNAS Pro,Pro 2,Pro 4,Pro 6
ReadyNAS Ultra 2,Ultra 4,Ultra 6
まず、ファームウエアとアドオンを準備します。
[アドオン] http://www.readynas.com/contributed/mdgm/r4tor6/PREP4TOR6_0.1-x86.bin
[ファームウエア] https://www.readynas.com/contributed/mdgm/r4tor6/R4toR6_6.6.1.bin
そうしたら、設定画面の Add-ons の Add new から PREP4TOR6_0.1-x86.bin をインストールします。
インストールが完了したら、再起動等はせずに System から Update を選択して R4toR6_6.6.1.bin をインストールします。スクリーンショット上では、R4toR6_latest-beta.bin となっていますが、当時はこれが最新版だったのでそちらを選んだだけです。
インストールが完了したら Shutdown and reboot device を選択して再起動します。
RAIDの再構築等があるので、とても時間が掛かりますが再起動すれば、最新版のファームウエア(執筆時点で 6.6.1 )が導入されます。
管理画面のパスワードもリセットされているので、admin / password でログインしてください。完全に工事出荷時に戻った状態の設定画面が表示されました。勿論HDDも初期化されています。
ver 6.6.1 は、クラウドバックアップに Amazon Cloud Drive への同期が可能になっています。自分は写真をよく撮るのですが、何と Amazon Cloud Drive は Prime サービスに登録していると、画像のアップロードは無制限に行えます。既に、200GB程度アップロードしましたが、問題無く利用できています。無くなると困るので、このサービスはとてもありがたいですね。勿論、ReadyNASから自動アップロードされるので、同期は完璧です。アドオン系も全て動作しています。
試してみる価値はあると思います。但し、何度も言いますが自己責任でお願い致します。