ぶっちゃけ、ほぼこちらの記事でまとまっています(笑)
ただ、RTX3000はSNMPv1しか対応していないので、設定箇所がちょこちょこ違います。機種とファームウェアの関係は以下の通り。
RTX1200 | Rev.10.01.07以降 | Rev.10.01.24以降 | |
SRT100 | Rev.10.00.08以降 | ― | |
RTX3000 | Rev.9.00.08以降 | ― | |
RT107e | Rev.8.03.15以降 | ― | |
RT250i | Rev.8.02.32以降 | ― | |
RTX1100 | Rev.8.02.31以降 | ― | |
RTX1500 | Rev.8.02.14以降 | ― | |
RTV700 | Rev.8.00.23以降 | ― | |
RTX2000 | Rev.7.00.08以降 | ― | |
RTX1000 | Rev.7.00.04以降 | ― | |
RT105e | Rev.6.02.14以降 | ― | |
RT105p | Rev.6.02.14以降 | ― | |
RT105i | Rev.6.02.04以降 | ― | |
RT300i | Rev.6.00.10以降 | ― | |
RTV01 | Rev.1.00.03以降 | ― |
ここへ該当する機種は全て同じ設定でイケるはずです。(RTX1200に関しては 10.01.24 以降で v2とv3に対応)
先程のサイトの通りにRTXを設定します。自分の所はこんな感じで。IPアドレスは ZabbixサーバのIPです。
snmp host IPアドレス public
snmp community read-only public
snmp trap host IPアドレス
snmp trap community snmpv1public
そうしたら、これまた参考サイトの通りに色々設定していくのですが、旧機種のRTX用にいくつかカスタマイズしたファイルを こちら に置いておきます。違いは、snmp community 名。元サイトのテンプレートだと、public で固定されています。これを変えたい環境も沢山あると思います。
このテンプレートでは、それを置換する様な設定になっています。インポート等も上記サイトの通りに行ってください。違いはこちら。
マクロ の所に、{$SNMP_COMMUNITY} と入力して、値に設定した community 名を入れてください。これで取得できるようになると思います。
ただ、このテンプレート。トリガーが設定されていないので、何か設定した方がいいと思います。メモリ使用量とか、LAN IN,OUTの数値とか。例えばメールアドレスのパスワードがハッキングされると、物凄い勢いでメールを送信開始します。それを察知できれば対応も早い訳です。トラフィックの急な上昇は絶対に何かありますし、セッション数が激増すれば使用メモリも増えます。この組み合わせで、ハッキングを検知できる訳です。
よき監視ライフを!