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サンクトペテルブルク 旅行記(2019/05)

目的は?

GWに車で東欧を回ろう!と企画したのは2018/11月頃。単純にANAマイルでの行き先を調べていたら、ビジネスクラスでプラハへ行けそうだったのです。でも東欧に来たら歴史的に見てやっぱりロシアも切り離せないよねって話になり、調べてみるとアエロフロート・ロシア航空がプラハからサンクト・ペテルブルグ間を結構お安く運行している!と判りました。

そこからは早いものでさっさとアエロフロート・ロシア航空の旅券を確保して、旅程に組み込ました。ちなみに、このアエロフロート・ロシア航空ですが、4/27と4/30に乗りました。で、航路は違いますが、 その後 「モスクワのシェレメチェボ空港で5月5日、露航空会社アエロフロートの旅客機が緊急着陸に失敗し炎上、乗員・乗客ら計41人が死亡した」という痛ましい事故が起こりました。

ちなみにこのニュースは東欧で聞いたので、死ぬほど怖かったです。。

話を戻してプラハからサンクトペテルブルクへ



※ロシアへの渡航にはビザ申請が必要です。

アエロフロート航空のカウンターです。自分は4時間程度はマイルが余っていてもエコノミーかLCC。それを超えたらマイル+ビジネスと決めています。理由は首のヘルニアが悪化して移動どころじゃなくなるからです。それから、フルフラットで寝て行けるというだけで、到着後の行動がとてつもなくよくなります。時間と体力を買っているという感じですね。



アエロフロートは直前にも荷物チェックがあります。ギリギリで行くと乗れなくなるので注意が必要です。



SU6622便、飛行機はAirbus A320と乗りなれた機体。食事は簡素なものでした。シートは若干広めです。LCCの3列に慣れていると2列シートはとても優雅ですね。

レンタカーを借りる。



空港はかなりこじんまりとしていました。FIA授賞式が行われたとは思えない程です。レンタカー会社は空港2階から橋で繋がっている立体駐車場にまとまってありました。ただ、大半のスタッフはいません…ので電話か呼び鈴で呼び出してください。

自分は予約比較サイトで予約しました。ただそのサイトはアフィリエイトプログラムが無いので紹介しません(笑) 実際には YODO で借りています。スタッフの対応も良くて、しかも激安でした。車両は Hyundai Solaris なのであまり良くはなかったのですが、4/27 15:00 – 4/30 8:00 まで借りて7,500円。1日200kmの制限はついていますが、市内移動だけなので良しです。ロシアはアホみたいに広いので走行距離制限は必要ですね。



実際、サンクトペテルブルクで運転するのはどうなのよ?とお思いの方、多いと思います。答えは、冬場の雪まみれで無ければ日本より遥かに快適!でした。道は広めに作ってありますし、路駐される事前提で道も作られているみたいでした。市内は若干の狭さはあるのですが、至る所に駐車所があるので路上駐車に不安が無ければ都内より運転しやすいと思いました。



泊まったホテルは、Paul Apartments Boutique Hotel です。正面に路面駐車所もあり、血の上の救世主教会(Спас на Крови) までも歩いて行ける距離です。夜の教会って雰囲気があってとても好きなのです。

ちなみにこのホテルも大当たりで感じのいいロシアの綺麗なお姉さんが受付してくれました。観光マップもくれましたので3日程滞在しました。

実際にサンクトペテルブルクを歩いて見て

ロシアへ行く前は、社会主義国だからそこら中に銃を構えた軍人がいたり、危ない運転をする人がいたりウオッカ飲んで騒いでる…という偏見がありました。ところが町並みは多少欧州の影響を受けた、とても静かな過ごしやすい街でした。勿論観光都市ではあるので田舎とは話が違うとは思います。ただ、それでも人々は温かいし、何より飯がうまい!というのは自分に取ってとても良い場所です。飯がうまい街に外れは無い!と思っているのです。



スーパーでも普通に食材は買えました。やはりというか、保存が効くものが多いようです。



運河クルーズに乗る。

旅の醍醐味というか、自分はいつも運河クルーズがある所では大体それに乗ります。シンガポールでもリヨンでもタイやヴェネツィア、アムステルダムでも乗りました。変わり種では、マカオのベネチアンマカオの室内にあるゴンドラにも乗りました(笑)

川から見る街の景色って独特の雰囲気を醸し出しています。視点が引くくなったり、普段見えない所が見えたり、海原へ出れば遠くから町並みを見る事もできるんです。街を歩いているだけでは感じられない世界を見るというのも、大変に貴重な経験だなと思っています。



乗り場はここでした。とは言え、街を歩けばいくらでも乗り場はあります(笑)

オススメは夕焼け近くですね。夕焼けの街というだけで気分が高揚しますし、そのまま乗り続けて夜になれば夜景という素晴らしい世界が待っています。



この美しさは筆舌に尽くしがたいです。特に語彙力が低い自分には難しいですね。

ロシア料理を堪能する!

旅!旅と言えば飯!というわけで、自分はどの国でもその国の料理を食べる事が多いです。名産に美味いものは無いといいますが、それ日本だけじゃないのかな?と思いました。

オススメはこちら。ヤチ(Ять) です。ロシア料理店です。ロシア料理と言えば、煮込み系が多いですね。ボルシチ、ピロシキ、ビーフストロガノフ辺りでしょうか。勿論、それらを堪能しました。ちなみにこのお店、奥では大量のウサギを飼っていました。滅茶苦茶可愛かったです。また、トイレも凝っていました。メニューは英語版もありましたが、まぁ見ればだいたい判ります(笑)



ロシアの夜景は最高!

ロシアで夜景?とお思いでしょうが、実はロシアは夜景がとても素晴らしいです。勿論建物の重厚さと間接照明のせいもあるのですが、色彩が完璧に統一されています。黄色かオレンジ掛かったような色で統一されているので、理路整然としているのがとても素晴らしいと感じました。

その各国の夜景が大好きで深夜でも一人で平気に出歩きます。ただ胡散臭いと思われているのか、幸いな事におかしな事へ巻き込まれた事はまだ無いですね。



本命のエルミタージュ美術館へ

翌日は一日エルミタージュ美術館へ籠もりました。以前に「サンクトペテルブルク エルミタージュ美術館へ並ばずに入ろう!」こんなネタを書いたので、是非参考にどうぞ。

とにかく圧倒される美術館なので、興味が無い人でも楽しめると思います。ただ午後はやたら人が多い&中国人の団体客が死ぬほど煩いので朝一から来る事をオススメします。



ロシア民謡を楽しむ。

これも個人的な趣味なのですが、その地区に根ざした文化にはとても興味があるんです。例えばイタリアではオペラ、オーストリアでは音楽という感じです。ロシア民謡を見る機会なんてまず無いので、これは是非!と思って予約して行きました。

ただこの予約サイトが間違っていたのか何なのか判らず、場所が全然違っていて30分程遅刻しました…



ただやはり文化として根付くだけはあって、言葉は全く判らなくても感動しました。聞き慣れたロシア民謡曲(テトリスの曲といえば通じるかな?)にロシア美女と軍人を模した方々が踊る。これだけでもサンクトペテルブルクへ来た価値があると思いました。

ちなみに出された食事は少しお口に合いませんでした(笑) トリュフか何かだと思います。たぶん。


最終日は観光地を


サンクトペテルブルクは街中にかなり集中しているので、観光はとても簡単でした。ちょっと車で移動するか徒歩圏内に色々とあるので楽ちんです。

自分はキリスト教徒では無いのですが、海外の教会は大好きで事あるごとに教会へ行きます。今身につけているペンダントトップも、マルセイユのノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院で買ったマリア様です。不信心ではあるのですが、それとこれとは別。血の上の救世主教会から巡りました。



とにかく圧倒される、というのが正直な感想です。教会へ入った瞬間の息がつまるような荘厳さがたまらなく好きです。

次はカザン聖堂へ向かいました。駐車場もあるのでとても楽です。



カザン聖堂を抜けて、街をぶらぶらします。



サンクトペテルブルクでは観光用馬車がとても沢山走っていました。

次に向かったのは、聖イサアク大聖堂です。



旅のシメはグルジア料理!

グルジア料理、あまり聞き覚えが無い単語だと思います。グルジア料理は南コーカサスの料理。場所で言うとアゼルバイジャンの付近ですね。最近F1をやる様になったのでメジャーになりつつある地域です。ジョージア料理というと聞き覚えがあるかも知れません。

グルジアは塩分少なめかつ脂肪少なめな健康食。その為、長寿国と言われているそうです。カスピ海ヨーグルトもこの地方が原産だとか。その為、ヨーグルトを使った料理もかなりあるそうです。

訪れたお店は、プハリ=ヒンカリ です。この辺りは駐車場が無いので離れた場所に置いて徒歩5分位という感じでした。


細かな料理名は覚えていません!(笑) いつもノリで注文するのですが、グルジア料理としては伝統的なものばかりを選びました。

お土産は街のスーパーマーケットで



街のスーパーマーケットって、地元のモノが沢山あって文化に直接触れられるので大好きです。ちなみに深夜帯に行くと元軍人っぽい人がお店番していてかなり怖いです(笑)

名残惜しくも空港へ…



帰り道、色々な車と出会いました。TAXIレプリカはかなり熱かったです。あと、ロシアでしかまず見る事ができないラーダ。これは LADA 2104(1985-1990)だとか。

最終日は空港から徒歩1分のホテル、 Park Inn by Radisson Pulkovo Airport で宿泊です。翌日の早朝便なのでこれしか手段がありませんでした。

次はプラハへ戻って、長い車の旅へと向かいます。

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