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NZ 90 エア ニュージーランド航空(成田-オークランド)便 ビジネスクラス 搭乗記 Review: AIR NEW ZEALAND BUSINESS NRT-AKL

今回は以前のシリーズからは一旦離れまして、9月に搭乗していたエアニュージーランド航空のビジネスクラスレビューを行いたいと思います。(別に前のシリーズが飽きた訳では無いです。。)

きっかけは、ちょっとあちらの方に気になっている車があったのと、ちょろっと仕事と、休日は温泉に入りたかったからです(笑) ニュージーランドは日本同様温泉大国です。有名なのは泥温泉。これは行かねば…!と思った訳です。更に元々イギリス統治国だった為、日本同様の左側通行。レンタカーも簡単だろうなぁ…と思った訳であります。で、更にこんなキャンペーンをしていたら行くしか無いでしょう!と思い立った訳であります。5万マイルで実質10時間程度のフライト、ほぼヨーロッパまで行ける位の距離ですからね。たっぷりとフライトも楽しめそうです。

成田の有名なお茶漬け屋さん。飛行機に乗る前は軽く物を入れるようにしています。揺れたりすると胃が震えて気持ち悪くなる事があるのです。

今回はビジネスクラスなので専用レーンから手荷物預けをします。比較的、席数が多いので混雑していました。

ニュージーランド便は夕方からのフライトで、到着が翌日の朝です。3時間時差があり、東京より早い時間(東京0:00ならニュージーランドは3:00)になります。スターアライアンスメンバーなので、基本的にはそれに準拠した仕様なので特別語る事もありませんが、手荷物は3辺158cmまで、重量は1個辺り23kgまででした。超過料金を支払うと32kgまでいけます。ビジネスクラスは3個まで預ける事が可能です。リチウムイオン電池(モバイルバッテリーやカメラのバッテリー、ノートパソコン等)は預けられないのも一般的ですね。

SFCメンバー及びビジネス・ファースト、その他諸々の方々が入れる専用カウンター。手荷物検査場は混むので、こういう特別レーンがあるのはありがたい限りです。ただこのレーン3つしか無いので、結構混む事もあります。あと、何かこのレーンにいる人達って動きがキビキビしていないというか、モタついてる人が多いんですよね…

フライトまで時間があったので、ラウンジで待ちました。お酒や軽食が楽しめます。そして、寿司バーなるものがありました。味はまあ普通です。

オークランド行きのカウンター。一番端まで歩いたのでめっちゃ遠かったです。

ビジネスクラスのシートはこんな感じ。ボーイング 787-9型機(ドリームライナー)です。787-9は初ですが、このシートはどうも好きになれませんでした。ANAのボックス型の方が個室感があって好きです。とは言え、 背もたれが降りてきて ちゃんとフルフラットベッドになります。

結構狭いです。頭をあげていると隣の方の顔が見えるのもマイナスポイント。収納はそこそこあるのと、収納型デーブルが2つあります。食事用の大型のものと、ちょっとした小物置きがひとつ。こちらにはLED照明がついています。はめ込み式のモニタはアームにより伸ばして見る事も可能です。それにしても、イメージカラーが何で紫なんでしょうね?紫って高貴な色ではあるんですが、同時に死を連想する色なので縁起はよく無いのです。チアノーゼって紫色になりますよね。そういう物を連想するのです。余談ですが。

ビジネスクラスといえばウェルカムスパーリングワイン。確かG.H.MUMMだったと思います。すきりと飲みやすいタイプのスパーリングワインでした。上の方に見えているのが、LED照明です。

謎メーカーのヘッドホン、音質はそれなりでした。

アメニティ類。このアメニティは当然持ち帰り可能です。結構モダンな入れ物だったし質感も悪くなかったのでオススメ。

中身はガムやリップクリーム、アイマスクやマウスウォシュレット、歯ブラシ。あと靴下。Ashley & Co はニュージーランドのメーカーだそうです。

自分は毎回、モニタはこの画面にしています。どの辺飛んでるのか気になるんですよね。時間潰しは寝ているか、Amazon kindleで電子書籍を読んでいます。

まずは夕食。メインコースは、チキン胸肉のローストにグラタンポテト。デザートは抹茶シフォンケーキ(何故抹茶…)、そしてパンとバターがめちゃくちゃ美味しいんですわ…特にガーリックパンは美味しくておかわりしてしまいました。やっぱり畜産の国は違いますね。

時間が来るとCAさんがベッドメイキングしてくれます。と言っても、背もたれを倒して後ろにくるんであったマットレスを敷いてくれるだけですが(笑) それでも寝ていけるのはありがたい限り。ただ、何か機内がやたら寒かったので掛け布団だけでは足りず、アメニティの中にあった靴下をつけて寝ました。寝返りが打てないのがちょっと厳しいですが、それでも寝ていけるのは断然楽ですね。上にスポットライトがついているので、寝ながら何かを見ている事もできます。

こちらが朝食。まず最初にシリアルが運ばれてきます。デザート付きか否か?と聞かれました。更にミルクかヨーグルトを掛けるか?とも。ただ、何か判らないんですが、CAさんの英語がとても聞き取りにくかったです。これはその後、ニュージーランドへ行っても結構ん?と聞き返した事があったので、方言の様なものなのかも知れません。シンガポールのシングリッシュみたいな。パンは相変わらず美味しく、クリーミースクランブルエッグはとてもふわふわで、機内食とは思えないレベルでした。自分はANA等と比較してもこちらの方が好みです。

AirBus A320 は1,2時間程度のフライトならとても楽でいいです。CAさんも比較的緩いですし。ただ上の荷物入れが狭い事と足元が少し狭いのだけが難点ですね。

そんなこんなしている間に日の出を迎えました。CAさんが「めっちゃ綺麗でしょ、私もこの景色がとても好きです」って言っていました。丁度マカオ付近に台風が来ていた時期だったので、雨雲が沢山集まっていました。

そんなこんなでニュージーランドへ到着。時間はとても掛かりましたが、機内は快適でした。ただ、やっぱりビジネスクラスはANAの様な仕切りのあるボックスタイプがいいなぁ…と再確認。18人まで乗れる787-9だと場所の確保の為、結構狭いと感じました。エコプレミアクラスにちょっと毛が生えたようなシートだと思います。その分、サービスやアメニティ、食事の豪華さでカバーしている感じがしました。

ニュージーランド島内は、レンタカーで移動するのが一番楽だと思います。オークランド市内だけなら必要は無いのですが、 島内にはとても素晴らしい観光スポットが沢山あります。映画、ロード・オブ・ザ・リングのロケ地となった(厳密にはちょっと違うのですが)ホビットタウン、ワイトモ洞窟を代表とする鍾乳石と地底湖探検、そして温泉大国です。よく海外では運転が難しいと言われますが、ニュージーランドは自分が今まで海外何十ヶ国と運転してきて、一番楽だと感じた国でした。まず運転マナーが凄まじく良い、そして台数も少ないので快適です。みんな制限速度ギリギリをきっちりと守って隊列で走っていきます。後ろから速いのが来たら、さっと行かせる。どこかの「追越車線へ居座って後ろから来た車を動画で晒す醜態を見せる国」に爪の垢を煎じて飲ませたいレベルでした。初めて海外で運転したい!と思うのならば、ニュージーランドはかなりオススメです。自分は、いつも rentalcars.com で予約をしています。ただ気をつけないをいけないのは、たまに空港から電話を掛けてピックアップを依頼する会社もあるのでご注意を。ezi rentalcar さんはそのタイプでした。

ニュージーランドにはかなりの数の日本車が走っています。日本とほぼ変わらない感覚で走れると思います。但し ラウンドアバウトだけにはご注意を。 右側から来る車を優先すれば良いだけですが、日本にはほぼ無いので面食らうかも知れません。借りた車両はカローラスポーツ。凄くトヨタ”らしくない”足回りの良い車でした。

肝心の目的は達成し、しっかりと泥温泉を満喫した週末となりました。ニュージーランドは素朴でとても良い国でした。何よりラムとビーフ、あとマフィンが激安で美味いんですよ…是非一度は行って欲しい国です。雄大な自然を満喫できますよ。

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