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あるFTP入稿の話。

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独り言を書いてみる。
かなり端折って書きますが、ただの独り言です。
この会社は実在・・・しないといいなぁ(笑)

4年以上前、あるFTP入稿のプログラムを組んだ事があります。
社長様は素晴らしい方で話をしていてもご理解いただける事も多かった為、一般相場の1/10以下でサーバを構築しました。
で、社長の恩威で保守費用として月額ほんの数万をいただける事になりました。
こちらも嬉しかったのでプログラムの改変、そして社内ネットワークの管理もその中の範囲でやりました。
一般的な保守、というものです。

月日は流れ社長様にご不幸がありました。
社長はご家族に変わり、そこにある人が入ってきました。
そのご家族の関係者です。
物腰こそ穏やかなものの、中身は傲慢不遜。
簡単に言うと、他人の功はすべて自分のもの。
自分の失敗は常に他人のせい、という人でした。

この方についての数々の伝説は多々あるのですが、ここでは省略します。
社員にはこう言い放っていたそうです。
「何もしないのに月額数万は無駄だ!自分の知り合い(の会社)に頼めばタダでできる!」
そして、その打ち合わせ・・・と称した吊るし上げの場に行く事になります。
「**じゃダメだよねぇ?」とか「これじゃ半年もまともに動かないでしょ」と嫌味のオンパレード。
しかしそもそも3年以上、ほぼ無停止(電源やHDD交換のメンテで30分停止程度)で動き続けていました。
ひとつひとつ説明していくと、こちらのつっこみ所は無くなってきたようで・・・最終的には自分のプログラムを奪う方向になって行きました。

そしてある日、向こうから改めて契約したいと言ってきました。
当初送られてきた契約書と称したものは、誤字脱字だけで40箇所。
「途中で嫌になったら契約は自由に切れる、そして今までの金はすべて返せ」
という項目があったりと、小学生でも作らないようなものでした。
赤ペンを入れて送り返し・・・そんな事を続けてやられ、かなり嫌になっていました。

余りのダメ契約書のせいで打ち合わせも進まず、ひとまず守秘義務契約から!という事になります。
守秘義務契約の中に、ものすごい一文を発見しました。

「第三者に守秘義務の内容を公開する事ができる」

いわずもがな、こちらに何癖つけてあの友人とやらにプログラムをコピーさせたいのは明らかでした。
こんな契約をしたら末代までの恥です。
すべてつっぱねました。

そしてしばらくして・・・突然一方的に保守費用が払われなくなりました。
勿論こちらへの通知は一切ありません。
そして、そのFTP入稿がもっとも使われるシーズン・・・忘れていたわけはありません。
契約はよほどの事情が無い限り、一方的な契約の解除はできません。
何度も通知し猶予を持たせ、それでも従わない場合にようやく解除ができるわけです。

そして支払いが滞り数ヶ月経ちました。
仕方なく、こちらより内容証明郵便を代表宛に送り契約解除の通知、1ヶ月の猶予を持ってシステムの停止、そして滞った保守費用の支払いを命じました。

・・・2週間が経過し、ようやく支払いはされました。
そしてサイトを見ると・・・ユーザーにとっては凶悪に劣化したシステムが作られていました。
内通者によると、社内ではこんな話がでていたそうです。

「システムを止められたから変更した」(あと2週間は生きていますし、今もアクセスできます)
「支払いが少し遅れた・・・」(数ヶ月は少しなんですね)
「あっちが契約書を作成しないから支払いが渋った」(契約書を作りたいと言ったのはそっちです)

人のせいにして体裁を保てば楽ですからね。
ずっとこのまま人のせいにして体裁を取り続けるんでしょう。
嘘に嘘を重ねて。

そしてこの会社。
5年で2名くらいしか辞めていないのに、半年で5人以上辞めているとか・・・
怖いですね。

重ね重ねこの会社は実在・・・しないといいなぁ(笑)