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vmware ESXi 6.5 でハードウェアを監視する (sfcbd-watchdog) ※6.7対応

初期 記載版

最近車ネタばかりだったので、自分がネットワークエンジニアである事を忘れていました(笑) というわけで、vmware ESXi 6.5 ハードウェアを監視する というネタで書いてみたいと思います。

実際は、ストレージの監視方法です。



このWEBクライアントの [ナビゲーター]->[監視]->[ハードウェア]->[ストレージ]の画面。


Small Footprint CIM Broker Daemon (SFCBD) が実行されていますが、データが報告されていません。使用しているストレージ アダプタに対応する CIM プロバイダをインストールしなければならない可能性があります

Small Footprint CIM Broker Daemon (SFCBD) が実行されていません。

こんな無慈悲なエラーが出る事があります。筐体はDELLでPERC H700 をつけていたものでした。


まず、後者の SFCBD が実行されていない所から対策します。ESXiサーバへsshでログインしてください。

# esxcli system wbem set --enable true
# chkconfig sfcbd-watchdog on
# /etc/init.d/sfcbd-watchdog start

# /etc/init.d/sfcbd-watchdog status
sfcbd is running

これで sfcbd が起動しました。次に、 CIM プロバイダをインストール の方法です。まずCIMをダウンロードする必要がございます。

Support Documents and Downloads

Broadcom のページから、[Management Software and Tools] -> [Latest SMIS Providers] -> VMware 6.0 and 6.5 OR VMWare ESX 5.x

をダウンロードします。zipファイルのなので、解凍すると vmware-esx-provider-lsiprovider.vib というファイルが出てきます。

これをESXi上へコピーしてインストールするコマンドを入力します。自分は /vmfs/volumes/datastore1/patch/ というパスへファイルを置きましたので、ここは随時環境に合わせてください。

# esxcli software vib install -v /vmfs/volumes/datastore1/patch/vmware-esx-provider-lsiprovider.vib

Installation Result
   Message: The update completed successfully, but the system needs to be rebooted for the changes to be effective.
   Reboot Required: true
   VIBs Installed: LSI_bootbank_lsiprovider_500.04.V0.66-0002
   VIBs Removed:
   VIBs Skipped:

成功しました。
アップデートは正常に完了しましたが、変更を有効にするためにシステムを再起動する必要があります。と表示されているので、ESXiを再起動します。これでCIMが導入されましたので、監視される”はず”です。

当方は現在まだテスト中なので、とりあえず情報だけでも公開致します。

2020/12/16 補足

ダウンロード先が変わっていたり、インストールの方法が変わっていたので補足。

Support Documents and Downloads

Broadcom のサポート検索ページの[Keyword] に Latest SMIS Providers と入力してください。
Management Software and Tools の一覧が出てきます。ここでOSタイプの vmware の最新版のCIMをダウンロードします。

MR 7.15 が最新でした。解凍すると、SMISProvider/VMWARE の中に、VMWare-ESXi6.5-Provider.zip と VMWare-ESXi7.0-Provider.zip が出てきます。6.5,6.7は VMWare-ESXi6.5-Provider.zip を利用します。7.0はまんまですね。

解凍すると、vmware-esx-provider-lsiprovider.vib というファイルが出てくるので、これをESXi上へコピーしてインストールするコマンドを入力します。自分は /vmfs/volumes/datastore1/patch/ というパスへファイルを置きましたので、ここは随時環境に合わせてください。

# esxcli software vib install -v /vmfs/volumes/datastore1/vmware-esx-provider-lsiprovider.vib

 [InstallationError]
 ('LSI_bootbank_lsiprovider_650.00.V0.79-0001', 'Could not find a trusted signer: unable to get local issuer certificate')
       vibs = LSI_bootbank_lsiprovider_650.00.V0.79-0001
 Please refer to the log file for more details.

インストールをそのまま行うとエラーが表示されました。トラスト署名がないという事のようです。オプションでチェックしないようにしました。

# esxcli software vib install -v /vmfs/volumes/datastore1/vmware-esx-provider-lsiprovider.vib --no-sig-check

Installation Result
   Message: The update completed successfully, but the system needs to be rebooted for the changes to be effective.
   Reboot Required: true
   VIBs Installed: LSI_bootbank_lsiprovider_650.00.V0.79-0001
   VIBs Removed:
   VIBs Skipped:

successfully と表示されてインストールが完了しました。あとは再起動するだけです。

「vmware ESXi 6.5 でハードウェアを監視する (sfcbd-watchdog) ※6.7対応」への1件のフィードバック

  1. 管理人様、初めまして。
    私くしはMiniToolのジュリと申します。
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