※この文章には、本職の方から見たら噴出モノかも知れません。間違いも沢山あります。あくまで自分なりの視点だと思って笑い飛ばしてください。
昨日に続いて、オーダーワイシャツが届きました。(同日に同時発注した) 今回は、インドのムンバイにあるネットオーダー店 「Bombay Shirt Company」 です。この辺になると、日本語の解説サイトやレビューなんて全くありません。自分はこういう宝探し的な物が好きなので、色々と実験したいと思っています。良い物は値段が張る、それは当たり前なのだけれども、世の中には企業努力によってリーズナブルなのに良い物も、実は沢山あります。そういった物を見つけるのが好き、なのかも知れません。トレジャーハンター?気質なのかも知れません。
とは言え、シャツのオーダーなんて実質どの国でもどの場所でも大差ありません。自分好みの素材を選び、メニューを選び、自分の身体のサイズを入力する。これだけなんですね。英語が苦手だからといって日本語対応のサイトで買うと、本当に酷いクオリティの物を送ってくる業者もあります。何処とは言いませんが、生地からして安物使ってるなというサイトも多々ありました。
で、肝心の BOMBAY SHIRT COMPANY ですが、結論から先に言うと
「海外としては若干お高めではあるが、素材が豊富でなかなか良い」
でした。実際に頼んだシャツはこんな感じです。
サテンブラック、Egyptian cotton 100% です。エジプト産の綿を使用したサテン織りなので、シルク風の手触りを期待。とても軽量だそうです。7/19 発注で、届いたのが8/9でした。3週間弱なので納期はまあまあといった感じですね。
選べる色は 326種類。色によって生地の価格はまちまちです。ストライプや凝ったものは当然高価ですね。素材は Egyptian cotton 100% がメインで、他は 100% Linen や ポリウレタン(Lycra)複合 生地もあります。ちなみにブラックサテンは$45と一番格安でした(笑)
オーダーメニューはこんな感じです。カラーはポロ(ボタンダウン)、カフスはナポリカフス、プラケットはフレンチフロント(裏前立て)、襟にイニシャルを入れました。ボタンは少し光沢のある黒、ボタン止めの糸は赤にしました。これも自分の定番です。ポケットはシングルフラップ、背中はボックスでは無く、敢えてダーツで腰の絞りを強調しています。後は普通通りですね。
使い所は、軽いパーティーとか華やかな席で先日のグレースーツと合わせてモノトーンとするか、軽めのシングルボタンジャケットと合わせようかと。赤糸がちょっとしたアクセントになるので、ビジネスでは絶対使えませんが場によっては映えると思います。
届きました。こちらもダンボール入り。カラーが潰れないので良い…のですが、若干皺が多かったです。袖にはアイロンを少し強く当てたかな?という跡がありました。
開封。
ナポリカフスが目立ちますねー。これぞオーダーの醍醐味。ただ、ボタン縫いが若干甘めなので、長期利用する場合には取れちゃうかも知れませんね。
腰の絞りもちゃんと出ています。折り目はこの後にアイロンで消すとして…個人的には好きなスタイルです。ただ第一ボタンを外すだけだと、若干セクシーさが足りないかも知れません。かと言って、第2ボタンまで外すとだらしないだけですし、難しい所。触った感じは、サテン宜しく目の細かい綿ですね。意外と厚みがあります。ただ着てみると、生地の印象程は重くなかったです。襟抜けも勿論無し。
総額、送料込みで$75でした。他のサイトに比べるとやはり若干高いです。オプションがちょっとずつ有料なのもマイナス点。ただ豊富な生地が選べるし、納期も遅くは無いので、ちょっと変化球的なオーダーをしたい方は良いかも知れません。ただ、もうちょっとカラーにしろカフスにしろ、レパートリーが欲しいですね。第一ボタンの位置も変えられると尚良いと思います。
ワイシャツは本来インナーを着ないで着るものだそうです。カラーと第一ボタンの距離で胸元に目が行くので、この辺りを攻めれると嬉しいなと思います。ただ、そういうフルオーダーシャツはお高いのですよね…貧乏技術者には手が出ません(笑)
nice collection of premium shirts for men