少し前の話になります。
HKS HIPER CHALLENGE に参加してきました。筑波サーキットで行われている走行会ですが、色々にクラス分けされていて私はレースクラス(ラジアル)にエントリーしました。
とは言え・・・これに参加するまでは原因不明の吹けないトラブルに悩まされ、エンジンチェックランプが頻繁につく状態。Diagをとっても、スピードセンサーエラーとしか表示されず、スピードセンサー系を疑うも問題が無く・・・という感じでした。結局、車内に引き込まれた配線の一部が断線していたのですが、電気系トラブルは怖いです・・・。
ホントなら、ECUセッティングも終わって安心!と行きたかったのですが、上記のトラブル時に取ったためか、F-CON Sをつけていると調子が悪いため、ブースト圧を落としてノーマルECUで参加しました。
車の完成度は異様に低いと思います。用意したタイヤも94年製の中古RE-01。これがまた食わない食わない(笑)
予算というものがあるので、ま、仕方ないです。
練習・予選・決勝とあるので、セッティングを少しずつ変えて対応する事にしました。
主な仕様はこんな感じ。
・ エンジンO/H済(ノーマル) 6000km
・ 中古タービン (ブースト0.8~0.9)
・ ノーマルCPU
・ Fブレーキパッド: CC-X
・ Rブレーキパッド: CC-M
・ Fタイヤ: 中古RE-01 215/45-16
・ Rタイヤ: 中古RE-01 255/40-17
・ DVD、ウーハ、サンバイザーモニター装備
車高はそのままで走ってみたのですが、強烈なオーバーに悩まされました。やたらコーナーの出口でリアのグリップが抜ける現象が発生したので、これではタイムはおろか、まともに周回する事も困難です。練習・予選と行う間に、フロントの車高を2.5cmあげて対処し空気圧も1.8まで落としました。ちなみに、後々わかったのですが左リアタイヤがやっぱりスローパンクチャーしてました。筑波サーキットについた時、異様に左リアの空気が抜けてるなーと思ったもんです。
先の事もあり、決勝では無理せずスタートのトラクションで前に出て、ひたすらブロックライン!・・・という、はた迷惑な走り方で対応する事にしました。とは言え、予選で3秒以上速い車をどう処理するか・・・これがポイントです。
いよいよ決勝です。
予想通り、スタートでは5台を抜いて1コーナに進入しました。外から1台来ていたのは知っていますが、インを押さえていた&そこは路面が汚れていた事と多少ウエットが残っている事を知っていたので、難なく押さえました。ここから先は車載で見てもらえばわかりますが、ブロックラインかつタイヤをいたわって走っています。少しでもアクセルを入れるとリアが流れてしまうため、これがいっぱいいっぱいの走りでした。
レースは6周ですが、4周までは押さえ込んで走れました。が、しかし周回を重ねると内圧が上昇し、リアのグリップ感がどんどん失われていきます。最後は、2ヘアピンで軽いオーバーを出し、そのままストレートの加速で並ばれてしまいました。そのまま最終の飛び込み勝負となったのですが、インは1ライン開けて置いたので、外に膨らみアクセルが入れられず抜かれてしまいました。
順位だけ見ればあまりよくない結果ですが、今の車の状態と「壊さないで楽しむ」事を重点においたので、満足のいくものだったと思います。技術的にはほとんど差が無いのもわかったので、次回はもう少しいいタイヤを(笑)入れてみたいと思います。
個人的に一番「やった」と思った瞬間は、2周目の1コーナですね。インに飛び込まれたまま、ブレーキ勝負をしたのですが、相手は止まりきれずアンダー。そのままクロスラインで死守しました。車載には、その「一番輝いていた瞬間」までを公開します(笑)
広いレースクラスとか、大きいラジアルとか、大きい筑波サーキットとかをCHALLENGEすればよかった?
もはや我の環境では見れない…(パタ
チャレンジ精神は良いコトだね。
応援できる時は応援しに行くよ。
事前に声かけてくれたまへ。