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Android + MVNO でテザリング(アクセスポイント)経由で接続できない!

いっつも忘れるので自分用メモ

最近、スマホを入れ替えたんです。それで、SIMを入れ替えてAPNを設定してインターネット接続を確認!さて、それじゃテザリングしてノートでの動作確認しますかねー、と言いながらアクセスポイントをONにして接続するもノートパソコンはインターネットに接続できないんです。

おや? と思い、とりあえず自身のパソコンがちゃんとWifiでAndroidに接続されているか確認。ipconfig でもIPは受け取っている。D/Gにもpingは通る。なのに外部へはアクセスできない。名前解決の問題か?と思って、とりあえず 1.1.1.1 へ ping を打つも繋がらない。

原因はAndroid側でルーティングがうまくいっていないのですが、原因が判らない…と出先で20分程悩みました。が、自宅に帰ってきて10秒で解決しました。自宅に戻るとwifiが接続されるのですが、wifi経由でアクセスポイント接続したノートパソコンはインターネットに出れるんです。つまり、SIM経由でのインターネット接続ができていないという事になります。

ごめん、前にも同じトラブルで悩んだわ…

という訳で前フリが長かったんですが、Androidの場合はSIMフリー端末もしくはDOCOMO端末でよくあるパターン。簡単に解決するには、MVNO自体のSIMのAPN設定にあります。



赤線の所。これはdmmモバイルSIM用ですが、最後に dun と入っています。この dun が入っていないと、アクセスポイント経由からSIM経由でテザリングできません。

これ、いつも忘れるんです。

なのでアクセスポイント接続する方はおまじないのように、APNの設定で

default,mms,supl,hipri,fota,cbs,mcx,xcap,dun
もしくは
default,mms,supl,hipri,fota,cbs,mcx,tether,dun

と入力してしまいましょう。ちなみに意味は覚えなくていいですが、各項目はこれらを意味しています。

default : 全てのインターネット通信
mms : MMSの送受信
supl : Secure User Plane Location(位置情報)
hipri: High Priority Network
fota : OTAのファームアップデート (いらない方は不要)
cbs : Cell Broadcast Service
mcx : Mission Critical Service
xcap : XML configuration Access Protocol (一部のプロバイダではこれを削除して tether にする必要がある。特に国際ローミングでのテザリングではこちら)
tether : テザリング
dun : ダイヤルアップ(アクセスポイント)

だそうです。

で、それでもテザリングができない方はちょっとめんどくさいので、判る方だけ対応してください。

初心者厳禁! adbによる書き換え

ザルに書きます。adbがインストールされている環境で、adb shell から特定のセッティングを直接書き換えます。

adb.exe shell
settings put global tether_dun_required 0

これで判らない方は識者にやっていただくか、そのSIMでのテザリングを諦めてください。adb関係はドライバを入れたりとても説明がめんどくさいので、その手のサイトにお任せします。

私もサポートしません。予めご了承ください

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