土曜、ブレーキキャリパのO/Hをしました。リアは前にやってあったので、今回はフロント。今までずっとやっていなかったので固着も酷く、ピストンの錆びすらある状態でした。元々2ポッドですが、これが片方しか使えていない状態。

ここまでは簡単。まずは下のボルトを外して、キャリパを持ち上げてパッドを2枚取ります。取ったら、ブレーキホースを止めているボルトを抜きます。ここは前後にワッシャーがついていますが、これは再利用不可なので注意。また、このボルトを外すとフルードがだだ漏れするので注意。後は上のボルトをとるか、キャリパ持ってスライドピンごと抜くかという感じです。
そうするとキャリパが自由になります。これからピストンを抜きますが、さっきのブレーキホース穴に空気入れの先っぽつっこんで空気を送り込みます。固着していると片方だけ抜けたりするんで、均等になるように抜いてください。ピストンが抜けたら、そのまま引き出します。ゴムとかは適当に取って捨ててください。抜いた穴側にもオイルシール用のゴムがあるのでとります。
抜いたピストンは1000番くらいのペーパーで固着したゴミ、錆びを取ります。水研ぎすると一気に錆びるので、綺麗になったらO/Hキットに入っていたグリスを塗ります。2本とも同じ作業をしたら、キャリパ側を軽く綺麗にしたらひとまず完了。勿論、穴とスライドピンにもたっぷりグリスを塗りましょう。
次は、元の通りに組み立てます。ピストンにゴムのシールをつけます。ピストンには溝がきってあるので、そこにあわせます。2本終わったら、キャリパの穴側にもシール用のゴムをはめてピストンを押し込みます。

こんな感じ。後はこのゴムをキャリパに入れて、金属のわっかをはめたらキャリパの組み立ては完了。後は取り付け、ボルトつけ、エア抜きで終了。。エア抜きは数日後にもう一度やらないとダメですね。何回かやんないと完全に抜けきらないみたいです。
O/Hした後はやっぱり効きが違いますね。特に固着してたものやシールから水が進入して錆びが浮いてたものには効果テキメンですね。リアは特に酷かったらしく、効きが一気に回復した感じです。というか今まで、リアは効かないフロントは一発だけって感じで筑波アタックしてたかと思うと怖いもんですな・・・。