Volvo ボルボ S60 エンジンオイル交換をしてみる

今までの経緯で、納車前整備に対して完全にネガティブなイメージしか持たなくなったので、いっそ全ての油脂類やら何やらを交換する予定で色々と予定を組んでみました。その第3弾?位で、エンジンオイルの交換をして履歴をしっかりと残そうと思います。

ところでディーラーの納車前整備って一体何を整備しているんですかね?(デジャヴ)

という訳でめっちゃ簡単なので交換します。基本的にどんなエンジンオイルでもそうですが、中に入ってるオイルを抜いて新しいオイルを入れる。それだけです。そのオイルの抜き方の方法がいくつか(上抜き・下抜き・オイルレベルゲージ抜き等)あるだけです。その途中でオイルフィルターなる汚れ漉しを変えるか、変えないか。ぶっきらぼうに言うとそれだけです。最近の車の場合は、その後にリセットかましたりオイルレベルの測り方が違うだけです。

それでは交換していきましょう。まず用意するのは以下のモノ。
1. 工具
2. オイルフィルターレンチ
3. オイルフィルター (純正型番 31372212 )
4. オイル
5. 廃油受け
この位です。

ここで一番問題になるのが、オイル。オーナーズマニュアルを見ると、Castrol EDGE Professional 0w-20 が推奨と書かれています。ディーゼルは特殊なオイルを使わないと内部にスラッジやカーボンといったゴミが溜まってしまう為、ボルボ認定オイルを使いたいのです。しかしこのオイル。何と門外不出!小売店は元より流通にも全く存在せず、ボルボディーラー専売という酷い状況でした。ガソリン車だと一般量販店でも良いようですが、そもそもモノか無い以上、量販店にも持っていけません。

じゃあという訳で、ディーラーに持っていくと工賃込みで2万弱。納車前整備でお金取られているのに、それ以上の出費は納得できません。ボルボ・サービス・パスポートという3年間6回のメンテナンスを無償で提供するサービスがあるのですが、自分の車は2016年初頭モデルの為、このサービスは購入できませんでした。(ボルボ新車延長保証のみ)

そこでオイルの事を色々調べてみました。ボルボ ディーゼルにはボルボが認定したオイルの規格があります。Volvo VCC RBS0-2AE という規格です。ボルボの承認規格で、ガソリン&ディーゼルエンジン兼用オイルという珍しいもの。それにしても0w-20のターボ車両なんて、一昔前には考えられないですね。自分が SW20 へ乗っていた時は 5w-40 でした。シェル Helix Ultra をよく使っていましたね。

で、その Volvo VCC RBS0-2AE 規格に対応したオイルを探しました。日本でもいくつかあったのですが、自分が気になったのはコレ。

LIQUI MOLY SPECIAL TEC V 5L 0w-20

日本だとおまり馴染みが無いですが、リキモリのオイル。ACEA C5 と Volvo VCC RBS0-2AE に対応しているので、文句のつけようもありません。更に、ほぼ40ドル。そこらのスポーツカーのオイルより激安です。リキモリは自分が昔所属していたS耐チームの面子が別に作ったチームで今も使っているオイルです。TCRのFFハイパワーターボに耐えられるオイルなら、日常利用の自分なら全く問題無いだろうという判断です。何より推奨規格を使っているのでディーラーで調べられても、全く問題ありませんしね。

これを個人輸入しました。(仕事でそういうルートがあるので)
ついでに純正のオイルフィルターやその他パーツを一気に輸入しました。日本で買うとバカ高いので。。



二柱リフトが借りられたので、持ち上げます。ボルボはアンダーパネルで覆われているので、とてつもなくめんどくさいです。ジャッキで上げた程度では、整備性がかなり悪いと言わざるを得ません。

この覆っているカバーを取ります。トルクスネジをひたすら外していきます。



AWDモデルがあるので、センタートンネルの辺りはスカスカですね。ディーゼルは音も大きくならないので、機会があれば中間パイプをストレートにしてもいいかも知れませんね。どうせ EGR で排気ガスは綺麗にされちゃいますし。



カバーを外ししました。ここがオイルパンです。何かすごく硬そうでした。小さいながらもオイルクーラーがついています。ドレンボルトはオイルパンの後方側面についています。思っていたより綺麗で漏れはありませんでした。



ドレンボルト。17mmだったかな?それを外せばオイルが抜けます。

たまに全量抜きたいとかで試行錯誤する方もいますが、例えば4Lのオイルの内100cc程度が残って混ざった所で、圧倒的に新品オイルの量が多い為余り意味が無いと思います。気分の問題とかその程度です。それよりも1万km程度、1年交換する方が長持ちします。



オイルフィルターカバー。欧州車はこのカバーの中に紙フィルターが入っています。日本車の場合はカバーとフィルターが一体型ですね。この真中のトルクスネジを外すと、フィルター内部に入っているオイルを先に抜くことができます。



このOリングはオイルフィルターについてくるので交換しましょう。外して新しいモノをはめたら、Oリングに軽くオイルを塗っておきます。そうすると密着性が増します。



あとはフィルターカバーをオイルフィルターレンチで外して、中の紙フィルターを交換して戻します。こちらにもOリングがあるので、付属してきた新品に交換。同時にOリングへオイルを塗っておきましょう。

オイルフィルターカバーもこの中心のボルトも、そんなに高トルクで閉めなくても構いません。適度にちゃんと閉まっていれば大丈夫です。

外したドレンボルトも元に戻します。こちらには金属のワッシャーが付属していたはずなので、新品のワッシャーに交換します。ドレンボルトを締める時はオイルフィルターカバーより若干強く閉めます。ワッシャーがほんの少し潰れるかな?位の感覚です。規定トルクもあるし、トルクレンチもあるんですが、今までこの手ルクレンチで漏れた事が無いので、自分の経験を信じます。



LIQUI MOLY SPECIAL TEC V 5L 0w-20 です。本当にサラサラすぎて心配になるレベルですが、推奨品なので仕方有りません。

これをエンジン上部のオイルキャップを開けて入れます。自分は何となくエンジンカバーを外しました。4本で軽く止まっているだけなので簡単に外れます。



撮りながら入れたら若干溢れた…。。オイルは足りなくても入れすぎてもダメです。足りないと焼き付く原因になったり油温が上がりすぎる事もあります。逆に多すぎるとエンジンの吹けがめちゃくちゃ悪くなります。昔、キャップのふちまで並々と入れた人がいたとか…勿論エンジンは全く動かなかったそうです(笑)

ちなみにオイル容量ですが、オイルフィルター込みで約5.2Lとありました。そこで全量排出できなかった事を考えて、まずは4L程度を入れました。だいたい必要容量の80%も入っていれば即焼き付く事は、まずありません。

オイルレベルの測定は電気的に行うので、以下の手順でやります。



最初は Min 付近だったので、少しずつ足して様子を見ました。だいたい4.8L程度入った所でMax手前まで来たので、これで良しとしました。しばらく走行して漏れが無い事と、減っていない事を確認して完了です。



推奨はmaxのひとつ下らしいんですが、maxを超えなければ問題無いようなのでこれで行こうと思います。



交換したオイルです。真っ黒というか炭みたいでした。整備してから5,000km程度のはずですが…ガソリン車だと2万km以上走った車みたいですね。。特に元が 0w-20 と柔らかいのでシャバシャバです。怖いですねー。

リキモリ20Lのペール缶で置いてないかなぁ。ここまで汚れると半年で1度位は買えたいと思いました。ちなみに車両のメンテ(オイル交換日付)は変えていません。1年点検等でディーラーに依頼した時に、どうせオイル交換もしてもらうのでその時にリセットしてもらいます。

ちゃんとディーラーで整備してますよ!っていう 偽装 証拠です。それでもあれだけ汚れている所を見ると1年で2万km程度走る自分にして見れば恐怖です。。ただでさえ、ディーゼルはスラッジやカーボンが溜まりやすいので、こまめなオイル交換は寿命を伸ばすと思います。

完全自己責任ですが、お試ししてみてはいかがでしょうか。交換自体は難易度低いので1時間もあればできますよ。

次はLLCかなぁ…それとも納車時にminギリギリだったブレーキフルードの全交換かなぁ…ブレーキは命に関わるんで、きっちりメンテして置いて欲しいもんなんですけどねー…本当に憂鬱です。

Volvo ボルボ S60 エンジンオイル交換をしてみる」に2件のコメントがあります

  1. ST205はコスワースのピストンを組んだらエンジンオイルを食うようになってしまってよく追加してました。
    そんな22年乗ったセリカも今度買い換えます。10年乗ったS30Zも手放しました。
    納車は9月末か10月頭の予定です。

  2. 隆武さん
    とうとうST205を手放されますかー。なんか時代が流れているのを痛感しますなあ…
    当時から車が変わっていない人ってほぼいないんじゃ?

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