コンテンツへスキップ
ホーム » 富士ショートコースに

富士ショートコースに

つい先日のお話。
たまたま静岡の方に用事がありまして、行って参りました。
帰りは富士の麓で温泉に入り、早朝の雄大な富士を眺め・・・

こ れ は 登 る し か な い !

・・・新5号目への入り口が閉ざされていました(´・ω・`)
しっかりと除雪されていて、ノーマルタイヤでも全然大丈夫でした。

01

そして、ふと気がつくと・・・知人達が富士のショートコースで走行会をしている事を思い出しました。
仕方なく新5合目は諦めて、富士ショートへと行ってみました。
写真でも撮って帰るかなって感じで。

02

現場は殺伐・・・どころか和気藹々としていました。
さすが身内の走行会です。
しばらくは隠れて写真を撮っていた・・・つもりでしたが、いきなりドライバーに手を振られバレバレ。
なので駐車場に止まっている車を片っ端から激写。
ついでにピットから出て行く車をばしばし撮っていました。

・・・が、やはり衝動は抑えきれず。
最後の一枠に混ぜてもらおうと、お金握り締めて主催のモリゾーさんに。

車はマーチだけど。

が、そこで思いもよらぬ提案が。
きゅうさん 「エボVI(TME)で同乗を や ら な い か ?」
もう感謝感激です。
きゅうさん、モリゾーさん。どうもありがとうございました。。

03

というわけで、人生初エボのサーキットです。
車の仕様は極めてノーマル。
GSRなのでAYCが装備されていて、後はHKSの給排気とブレーキフルード交換、ブレーキパッド(CC-X)交換程度。
タイヤは01Rです。
きゅうさんの走行後に、タイヤの前後ショルダーがかなり磨耗していたのが気掛かりと言えば気掛かりでした。

まずはインプレ。
とんでもない車です、これ。
ミッションがクロスしているのでシフトこそ忙しいものの、基本的には強烈に安定志向です。
高速コーナーだろうと、カントがついたコーナーだろうと、低速コーナーだろうとリアが出にくく、出たとしてもぬるぬるぬるっていうマイルドな挙動です。
GSRはAYC(アクティブヨーコントロール)がついているので、それも影響していると思いますが、とにかく怖くないというのが印象です。
富士のショートコースは1コーナがダウンヒル直後のほぼ90度直角コーナーなのですが、多少オーバースピードで突っ込んでも挙動は乱れません。
そこからアクセルを入れていこうが、多少ハンドルを強めに切ろうが挙動の乱れは殆どありません。
こりゃ確かに自分の運転がうまくなった!と勘違いしても仕方ないと思います。

言い方を変えれば、挙動がダルいとも言えます。
これは脚やセットでも変わるので変更は可能ですが、現状だとアクセルで挙動を変える!という運転では反応が戻ってこないので、違和感が無いと言えば嘘になります。

エンジンは280ps、しかも低回転からトルクが立ち上がるのでコーナーの脱出速度が尋常じゃなく速い。
低速コーナーは少しオーバーに突っ込んでから、ハンドルを戻してベタアクセルという独特の運転方法が必要っぽいです。
しかし、それがきっちり決まると遊園地のジェットコースターの様な加速で前にすっ飛んで行きます。

Bコーナーは登りでカントがついたスラロームという難所なのですが、基本的にはベタアクセルで大丈夫。
踏んでもアンダーっぽい挙動が出るだけなので、安心して踏めます。

最終のC-2?は複合コーナーなのですが、自分の車の感覚で突っ込んだら曲がりすぎてしまい、少しだけ怖い思いをしました。
ドライバーが車の向きを変えよう!と思わなくても、ある程度は車自体が補佐してくれる・・・というように感じました。

この辺りが自分にとっての違和感になるんだと思います。
ただ、この車に慣れていい所を引き出してやれば・・・正直自分の車(SW20)では勝ち目が無いな、とも思いました。
ま、そこは腕でカバーって事で(笑)

ブレーキはブレンボが入っています。安定感ありますね。
CC-Xに変わっている事もあるのでしょうが、ハードブレーキを数周してもタッチに影響は殆どありません。
狙った通りに止め、リリースする事ができます。
本当に止まるの?という疑念が無いのも、ドライバーにとってはストレス軽減になりますしね。

車自体は結構大柄な印象なのですが、実際に運転してみると思ったよりコンパクトに感じます。
重さを感じる要因が無いからでしょうか?
それに純正脚、思ったより乗り心地がいいです。
ベースはエボ5の10mmダウンだそうですが、縁石に多少乗っても挙動は乱れません。
BMWの場合は、その段差があった事を感じさせないような感じ。
エボの場合は、段差がある事も把握できるんだけど、その突き上げの吸収が早い感じ。
それが軽いロールと共に接地するので、動きが把握しやすいのだと思います。

ここまで書くと欠点が無いように見えますが、何故かこの車の場合はタイヤのヨレを物凄く感じました。
最初にショルダーの削れがあるって書きましたが、これだけタイヤがヨレればショルダーもがりがり削れるだろうと思います。

フロントだけが削れているのであれば、「アンダーつまり運転下手!」で終わるんですが、寧ろ横Gが掛かりながらアクセルを入れていった時の「リアのタイヤのヨレ」が気になりました。
01Rってこんなにヨレるタイヤじゃないと思うので、アライメントの調整がされていないのかも知れません。
ただ、もう少しキャンバーが欲しいなぁと思いました。
横G中に加速すると、やっぱり外に逃げていくんですよ。タイヤがきっちりと接地していないなって思いました。

って、こんだけ書くとどんだけ車いじめたんだ(笑)って思われそうですが、今回は同乗走行しかも他人の車なので無茶はできません。
ハンドルをまっすぐにしてアクセル全開!なので、正直攻めるというには程遠い状況でした。
今回の同乗走行は、「ブレーキの踏み方と残し方」のレクチャーを1コーナで行いました。
Bコーナ・Cコーナはずっと同乗者に講習をしていたので、そこは適当に走っています。

1コーナのブレーキも脚が見えやすいように、ガニマタ(笑)で走ったりしていたのでタイムもバラバラでした。
36.4くらい?だったかな。
同乗走行を体験された方にも喜んでいただけた様です。
重ね重ね、きゅうさんには感謝感謝です。

「富士ショートコースに」への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください