BMW E87 リアブレーキパッドを交換 (ついでにGutenberg Editorも試す)

BMW E87 リアブレーキパッドを交換

Gutenberg Editor なるものが WordPress に搭載されるそうです。簡単に言うと文章書く時の画面が変わるよ!ってヤツです。今まではプラグインとかで拡張していたものをシステムに取り込む様です。という訳で?そのエディタを試すついでに、BMW E87 リアブレーキパッドを交換しました。

ブレーキ関係はとても怖いので初めて自分で交換するのであれば、絶対に知識のある方もしくは整備士と一緒に行ってください!車は動かなくても事故は起きませんが、止まれないと確実に事故します。この記事はあくまで手順を書いただけです。簡単に見えますが、実際には伝えきれない様な細かな事に配慮しながら作業をしています。(ボルトの閉め忘れチェック等は数回行っています) 勿論この記事を参考にされるのは構いませんが、それによるトラブル等には一切関知致しませんので予めご了承ください!(私は自分の車でレースをしていた時に整備を学びました)

一通り脅した所で、ブレーキパッドの交換手順はとても少ないです。

  1. 車を持ち上げてタイヤを外す
  2. キャリパーの片方のボルトを外して持ち上げブレーキパッドを外す
  3. 新しいブレーキパッドをつける
  4. キャリパーのピストンを押し込む
  5. キャリパーを戻してボルトを締める
  6. タイヤをつけて車を下ろす

タイヤを外したりするのは当然なので、パッド自体の交換は 2,3,4,5 だけです。余程の高性能車やドラムブレーキでなければこの手順で”交換“は可能です。実際はパッドセンサー(減り具合を監視している)の交換が追加されたり、劣化したブレーキフルードを交換したり、ブレーキの配管に入ってしまった気泡を抜くエア抜きをしなければいけません。ブレーキは油圧の力を利用して、踏力を倍化して車を止めています。気泡が溜まってしまうと、そこがクッションとなりブレーキがふわふわになったり止める力が低下します。これは大抵フルードの劣化により起こりますので、パッドを交換するついでにフルードも交換してしまいましょう。

まずはジャッキで車を持ち上げて、タイヤを外します。持ち上げる際には、その対向となるタイヤに輪止めを掛けましょう。(左リアを持ち上げるなら、右フロントへ) タイヤを外す際には5穴の場合、星を書くような順番で外していくと良いそうです。4穴は対角線の様に外していきます。BMWの場合は 17mm のレンチが必要です。

キャリパーが見えました。ちなみにこのキャリパーは自家塗装です。ぶっちゃけ、ホームセンターで売ってるトタン用(498円)の塗料を刷毛で適当に塗ったくりました(笑) 耐熱塗料高いですしサーキットを走らなければこれで無問題、それっぽく見えます。ちなみにホイールも自家塗装です。ヤフオクで売られていた3,000円のどっかのメーカーのホイールに、ニッペ アルミカラースプレーを吹きました。これフェンスとかに使われる塗料で、滅茶苦茶頑丈です。そしてプラサフ吹いた上に適当に吹いてもそれっぽく塗れます。余談ですが、簡単に塗装したいなら剥がせる塗料が一番オススメ。プラサフもいらないし、適当にマスクして軽く脱脂したら問答無用で吹けます。特にマット塗料はラクラクです。

キャリパーを止めているボルトはこれです。13mmのボルトです。そのまま外そうとすると、共回りしてしまうので蛇腹ゴムの所に15mmのナットをレンチで止めておきましょう。

拡大図

ボルトを外すとこんな風にキャリパーを持ち上げる事ができます。ブレーキパッドはここに引っ掛けてあるだけなので、そのまま引っ張れば外れます。キャリパーによってはここがピンで止まっていたりしますが、E87はありません。これは左リアですが、右リアにはパッドセンサーがついています。このセンサーはパッドの真ん中に刺さっているだけなので、引っこ抜けば外れます。真ん中に見える O がピストンです。ブレーキを踏むとこれが押し出されてパッドをローターに押し付けて車を止めます。このブーツに破れや劣化があった場合、キャリパーのオーバーホール(修理)が必要です。これも修理キットが売っているので修理は可能ですが、シーリングに失敗するとフルードがダダ漏れになって非常に危険です。自信が無い方は潔く修理に出しましょう。大体1つ5千円~1万円でやってくれると思います。たぶん。

このようにローターをパッドが挟んでいます。これは片押し1POTという形式です。スポーツカーになると2POT、更には対向4POT(左右にピストンが4つついている)、8POTなんてのもあります。ピストンの数が増えればそれだけ止まる力も大きく、かつメンテも面倒くさいと思ってください。(雑) 先程のブレーキセンサーはブレーキパッドの真ん中の切り欠きに刺さっているだけです。画像ではついていませんが。こんな風に挟まっているだけなので、簡単に取れます。裏表があるので間違えないように。

取り外したパッドの比較。厚みの差が一目瞭然。ちなみに前回交換は2015年なので3年持ちました。距離で言うと5万km弱でしょうか。これだけ走ってくれればありがたい限り。ちなみにパッドは純正では無く、DIXCEL Premium type (E90用) を使っています。E90とはパーツが共用なのでいくらでも安いものがあります。メンテするにはありがたい限り。

ちなみに DIXCEL は先日行われたスーパー耐久2018 富士24時間で私が参戦し2位表彰台を獲得した「DXLアラゴスタNOPROアクセラSKY-D」でも使っていました。コストパフォーマンスがいいと思います。いいですか?ブレーキパッドは DIXCEL! (スポンサー向け) ちなみに Amazon.com では ¥ 6,482 (税込) です。効きは純正よりもマイルドで8割程。初期タッチは甘め、奥までしっかり踏めばちゃんと効きます。ダストはそれなりに出ますが純正は更に物凄くダスト出るので、許容範囲。嫌な人はホイールを黒くして目立たなくしましょう。

話を戻して、ピストンを奥に戻します。これは専用の治具ですが、無ければウォーターポンププライヤーでも戻ります。ただピストンに傷をつけてはいけないので、ウオポン利用時には保護してからやりましょう。それから、ピストンを戻すという事はブレーキフルードが戻ります。押し戻す前に、フルードの量を確認して溢れそうなら少し抜いておきましょう。この車の場合はフルードタンクがボンネットの中の右前、保護ボックスの中にあります。フルードを抜く際には水と混ざらないように注意が必要です。(台風が来ている日に作業している自分が言うのも何ですが。まあDOT4ですし雨は掛からない位置なので湿気だけなら大丈夫でしょう。たぶん)

パッドの裏側に鳴き止めグリスを塗ります。これはパッドについてきます。私はついてないと思って別に購入して無駄にしました(涙) 特に気にする事は無く塗ればいいだけです。

パッドを外したキャリパー。引っ掛ける所がわかりますでしょうか?この部分はダストで汚れているので、パーツクリーナーを吹いて綺麗にしておきましょう。滅多に外すものでは無いのでこんな機会じゃないと掃除しませんし。

元のパーツと同じ所に組み付けするだけです。ちなみにコレは裏表間違えてつけています(笑) こんな風に裏表が間違えていてもついてしまう事があるので注意が必要です。自分は取り付けてから気が付きました。このままキャリパーを下ろすと中央の突起部分が干渉して、キャリパーのボルトが止められません。という訳で裏表を逆にして付け直しましょう。

キャリパーを戻して、元通りに組み付けるだけです。ボルトにはコパスリ(無鉛耐熱導電グリス)をつけておきます。自分はコパスリ派ですが、スレコンでもいいです。整備をやっている人でもコパスリを知らない人がいてビックリします。これは-40℃~1100℃に耐え、欧州のレースではよく使われているモノです。最近は自動車整備工場でもこういうグリスを使わない所があるとか。コスト面なのか何かは判りませんが、インパクトで一気に外すからいらないという人もいるらしいです。焼き付き防止やサビの防止にもなるので、こういう目立たない所を手抜きする業者は使いたくないですね。某都内正規ディーラーとか。

最期にエア抜きです。11mmのメガネレンチを使います。ホースは内径5mm程度のものを利用します。このボルトを緩めればフルードが出てきます。二人でやってもいいし、ワンウェイバルブを使って一人で作業してもいいです。二人でやる場合の手順はこんな感じ。

  1. (サイドブレーキを降ろした状態で) まずブレーキペダルを何度か親の仇の如く踏みます
  2. そのまま踏みっぱなしにしてもらいます
  3. ボルトを緩めてフルードを抜きます(ブレーキペダルが奥までスコッと入るはずです)
  4. ボルトを閉めます
  5. 1に戻り、これを何度か繰り返します
  6. 2回に1度はフルードタンクの量を確認しましょう!ここが空になってエアを噛んでしまうと最悪です。全てやり直しどころの騒ぎじゃなくなります
  7. ホースに出てくるエアも無く、ボルトを閉めた状態でブレーキを踏んでカチっとした感覚があれば大丈夫です

何度もいいますが、フルードタンクの残量には注意してください。個人的にはMAXとMINの中間に差し掛かったら追加するようにしています。何回か繰り替えすちなみに利用しているフルードは純正品です。1Lで2,000円程度と格安ですしDOT4なのでケチる必要はありません。DOT5.1にすると吸水性が高くなってメンテの回数が増えるので、サーキットを連続走行する様な環境でなければ、DOT4で良いと思います。逆にそんな環境であれば走行毎に交換なので言う必要は無いと思いますが…

終わったら、フルードをMAXまでしっかりいれます。そうしたらホースを外してパーツクリーナーで掃除して、キャップを戻します。注意点は、このボルトがとても折れやすいという事です。よく増し締めしてねじ切った人を見かけます。ここはそんなに高トルクで締める必要はありません。ちゃんと締まっていれば大丈夫です。心配ならば締めた後に何回かブレーキを踏んで漏れが無い事を確認しましょう。

最後にタイヤを戻します。欧州車はボルトタイプ、国産車はナットタイプです。ハブ側にボルトがついてるか否かという差ですが、自分は欧州車タイプの方が好みです。ハブボルトが折れると交換が面倒くさいのがその理由です。ここにもコパスリを塗ります。このボルトはよく固着するので塗っておくと次回外す時に楽です。注意点は、グリスを塗ると締め付けた時にトルク感が判りにくい事と緩みやすくなる事です。しばらく走ってみて、緩んでいない事をちゃんと確認しましょう。慣れない内はトルクレンチを使って締め付けトルクを管理しましょう。自分は「身体にトルクを叩き込め」と教わったので、大凡の手ルクレンチです(笑) 慣れれば30分程度で交換できます。


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