今回は少し準備をしてきましたよ! 車自体はECUを元車合わせしただけです。シャシダイと実走チェックで行いました。シャシダイで取った時に最大まで振って、そこから安全マージンを取ってあります。点火を少し遅らせてあります。

自分の希望としては、中低回転からトルクがついてくるように依頼してあります。そのため、高回転は犠牲にしていますが、2000rpmも回っていればブーストがかかり、4000rpm付近で最大トルクを発生、それが6000近くまで維持できるようになっています。シャシダイ上では、321.2ps / 41.5kgm になっていますが、ここから安全マージンが取られています。O/H済のエンジン+中古ノーマル?タービン+サブコンでは、これくらいで十分だと思います。
他に準備したものは、フロントがRE-01(215-45/16)・リアがNEOVA AD07(255/40-17)です。どちらも中古で3000円でした。だいたい3~4分山といったところです。製造はどちらも2003年。限りある予算の中では、こんなものでしょう。
さて、今回は土曜日の開催という事もあってラジアルでも2クラスに分かれました。私は予選の結果、Bクラスです。今回は前回よりバランスを改善したつもりでしたが、やはりオーバーの毛が強く、進入でオーバー出口アンダーとなかなか踏めない状況です。アライメントも改善したかったのですが、2年前に取ったまま・・・
肝心の決勝、空気圧は前後1.9。路面温度は10度程度、状況は悪くありません。Bクラス2位でスタートです。ちなみに、PPはS14+GT-RSタービン。3位4位にエボ7とエボ8という、最悪な状況です(笑)

スタート!失敗!!(えー
回転が落ちすぎたため、ブーストのかかりが一瞬遅れます。PPのS14も同様に失敗したようで、4位まで落ちていました。逆に早かったのが、3位のエボ8。1コーナでインを取られてしまいました。踏ん張りましたが、リアが降られ踏めない状況に。
そのままの順位で進みます。1位エボ8、2位は私、3位エボ7、4位S14。ストレートでエボ8に離されたので、2位狙いでタイヤを温存し一周目をクリアします。ところが、エボ8のペースが上がりません。コーナー毎で追いつけそうなので、こちらもペースを上げます。予選並のペースで追い上げようと努力します。が、周回を重ねるたびにリアの動きが怪しくなり、進入でリアが振られました。
タイトコーナーへのブレーキはこちらに分がある(エボはどうしてもアンダーが強い)とふみ、1コーナか2ヘアのどちらかで仕掛ける事に。で、最終から立ち上がりで追いつけそうだったので、ホームストレートから1コーナでインをついて抜き去り、1位に。
この時点で、1位私、2位S14。
・・・S14!? 結局抜け出して、すぐ後ろに迫ってきていました。ちなみに、エボを抜いた後からほぼずっと後ろに張りつかれていました。少しでもインを開けると入ってくると思い、最終への進入もインを閉める苦しい形に。ホントはストレートでのブロックはあんまり好ましくないのですが、レースなので仕方ありません。なるべく悪質にならないように、ライン1本開けて周回を重ねました。
そして、最終周回・・・やってしまいました。ホームストレートでシフトアップした際に一瞬入らず・・・一瞬もたついてしまったので、相手の位置を確認・・・していたら思っていたよりも突っ込み気味に入ってしまい、しかもエボ戦でブレーキを酷使してしまったため思うように止まらずアンダーに。
急いで立て直すも、相手のフロントがすでに左側にありラインは閉めれませんでした。ついでにリアが暴れてダートに落ちて、すっ飛びました。慌ててスピンしないようにコントロールし、立て直すも時すでに遅し。S14は先に行ってしまいました。。後は2位の死守をしながら、ゴールしました。
結局2位・・・ホントは優勝できたレースでしたが、自分の一度のミスで逃してしまい非常に悔しい思いをしました。でも結果は2位という事で、うまく来年につなげる事ができたかな?って思います。次回は車のバランスの改善とタイヤの改善、ブレーキ関係をもっと煮詰める必要があると感じました。次回も頑張って上位を目指します。
レースの車載ムービーをここにおいておきます。
051203HKS.wmv (23.51MB 320*240)
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