スーパー耐久2009 開幕戦レポート【決勝】


天候 晴れ / 路面コンディション:ドライ / 気温:12.2 ℃
決勝: 13:00 ~
決勝結果 5位 (総合19位) / 出走27台

日差しが当たる場所にいれば多少の温かさを感じる程度の陽気。予選よりは路面温度も上がるのでタイヤのグリップ力アップに期待したい。
利用するタイヤはミディアムとした。

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1周のウオーミングラップのち、グリーンランプが点灯し一斉にスタート!前は#67号車YAMATO CIVIC。その前は#95号車SPOON S2000。1コーナーへの進入は#67号車が#95号車のアウトから同時に。そのすぐ後ろにつけて様子を窺う。立ち上がって3コーナーまでの加速では#67号車・#95号車とも互角。当チームの車両(#29号車)はエンジンパワーで劣る為、じりじりと離されていく。

3コーナーへの進入は先程とは逆に#67号車が#95号車のイン側に入ろうとする。#29号車は一番大外から隙を見ていた。そして、ほぼ同時にブレーキング。#67号車が#95号車のリアに届くか届かないかのところであった。#95号車がコーナーへのアプローチを開始し、イン側にいた#67号車と接触する。リアを突かれたS2000は大きく挙動を乱してハーフスピン、そのまま#67号車に押される形になった。大外で隙を窺っていた当#29号車は難なく2つ順位を上げて4位へと順位アップを成功した。

9周目、1コーナー進入でピットスタートの#62号車に抜かれて5位へと後退。コーナーでは間を詰めるものの、ストレートスピードに勝る#62号車に太刀打ちする術は無くじりじりと離されていく。10周目、5位から4位に浮上。

14周目、ペースの落ちてきた#18号車とのバトル中にフロントバンパーを破損。第3,4コーナーにて#18号車のインに飛び込むもののコーナー出口で予想以上に閉められてしまった為にダートに落として接触を回避。その際にバンパーと縁石が接触して破損してしまう。

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その後も何度かインをつくが、立ち上がりの加速の伸びで一歩届かず次のコーナーまでには先行を許してしまうという事を繰り返した。スリップについても離されてしまう。

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15周目、1コーナーへの進入で#18号車のインを付き順位を1つあげて3位へと浮上

福田川選手は、安定かつ速いタイムで周回できるので、他チームより燃料をかなり多めに積んでいた。他チームがどんどんとピットインしていく中も安定したタイムを刻み、24周目にはクラス2位へ。更に28周目にはクラストップへと順位を上げる。そのままクラスリードラップを維持し、松本選手へと交代するのであった。

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1位となった #29 SPMソルジャーブルーDC5

31周目に入ったところで松本選手へと交代。このピットの間に#88号車 TUBE MAZIORA Racing 他に抜かれ3位へとダウン。FFは初という松本選手。しかも練習走行でも余り走行の時間が取れず、予選でもチルトアップ装置の不具合で3周のみしか走れなかった為に、タイムは若干伸び悩んだ。

かなりの腕が要求されると思われる状況の中、少しずつ車両にも慣れ安定し始めた頃である。松本選手を苦しめるチルトアップ装置のガタつきが再発する。これにより集中力がどんどん削られていく。

39周目 #55 BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC がピット作業違反で1分のペナルティストップを受ける。そのおかげで順位を1つあげて2位へと再浮上。順位がどんどん上がっていくとチームの士気も上がり活気づいた。最終的にピット戦略の為、一度も抜かれる事なく18周を周回してピットイン。この時点で2位であった。

ピット作業自体は順調だった。フロントタイヤを交換し、燃料を入れて出発できる・・・はずであった。ところが先のフロントバンパー破損の被害が大きく、ライト付近まで割れが広がっていた。この修復作業に予定時間を2分30秒もオーバー。

1周が2分15秒前後で周回するコースの為、この時点で他のチームからも周回遅れとなり優勝争いからは脱落してしまう事となる。

最終的にクラス6位でピットを後にした。

交代した藤原選手が諦めずに前を必至で追おうとするが、チルトアップ装置のガタが周回を重ねる度に酷くなっていく。(ちなみにレース終了後に見てみると5mm程度のガタとなっていた。ハンドルが外れる危険性もあったと思われる)
ハンドルを固定しているボルトが外れないように、常に気を使っていた。

悪い事は重なり、交代して2周目にはギアが入らなくなる。無理をして押し込めば入らなくもなかった為、シフトアップの回数を減らす走行に切り替える。本来2速で行きたいところは3速のまま、5速にあげたい時も4速で引っ張る、5速から2速に落とすところも4,3,2と落とさずに5速から2速へ一気に落として対応する。

そうなるとエンジンブレーキが利用できない為にブレーキへ負荷が掛かる。また2速で加速したいところも3速のまま走行しなくてはならない。速度を落としたくないので、コーナーへの進入速度をあげていくとフロントタイヤがどんどん摩耗する。そんな悪循環へと陥った。55~57周目で#62号車 G/MOTION μインテグラ とバトルの結果5位に浮上、ポイント圏内に入る。

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そして75周でチェッカー。
クラス5位で貴重な10ポイントを獲得し、ひとまずシリーズランキング5位に名を連ねることとなった。
レースは途中からトップに立ったが#88号車 TUBE MAZIORA Racingそのまま逃げ切り優勝を飾った。

CIVIC勢では#55号車 BOLD WORLD Absolute DIXCEL CIVIC が入り、カーボンパーツで武装した軽量化が十分な恩威をもたらす事となる。

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